田中将大のInstagramが炎上 期待裏切る投球内容に現地ファンが怒り


ヤンキースの田中将大投手が、周囲の期待を裏切る内容の投球が続いていることでInstagramが炎上してしまっている事例である。



問題発生の経緯

名門ヤンキースで今シーズンの開幕投手をつとめた田中だが、ここまでは思ったような結果を残せていない。2017年6月2日現在の成績は、5勝5敗で防御率6.34。大量失点を喫して「炎上」してしまうケースが多く、1試合6失点以上の試合は4度もある。

田中の年俸は約2200万ドル(約25億円)。メジャーのエース格投手としては、決して高すぎる額ではないが、ここまで残している成績とは釣り合わないことは確かだ。
さらに今季の田中は、球団やファンにとって重要な試合で滅多打ちを食らっている。

その一つが開幕戦だ。今季初のマウンドで田中は、2回途中7失点でKO。ヤンキースの開幕投手としては史上最短(タイ記録)の降板で、これは1983年以来34年ぶりとなる不名誉記録だった。もう一つは、2017年5月14日に本拠地で行われた対アストロズ戦。この日は、2014年に現役を引退したデレク・ジーター氏の永久欠番セレモニーが開かれた特別な試合だった。ここでも田中は1回途中8失点と大炎上。KOを食らってマウンドを降りる際には、満員のファンから強烈なブーイングが送られた。

こうした田中のピッチングに納得できないヤンキース・ファンが、田中のInstagram上で怒りを爆発させているのだ。
実際、17年5月5日に投稿された最新の画像には、「GO BACK TO JAPAN AND BE A HORRIBLE PITCHER OVER THERE(日本に帰って、そこで最低なピッチャーでいろ)」「Your honestly so trash(あなたは正直ゴミです)」(編集部訳)といったコメントが並んでいる。中には、Fワードを使ったものや、「U are(中略)Yellow Monkey」「Overpaid Gook」など、「Gook」と「Yellow Monkey」というアジア人に対する差別語を使ったコメントもある。

田中のピッチングに厳しい目を向けているのはファンだけではない。現地メディアからも、痛烈な批判を受けているのだ。ニューヨーク・デイリーニュースは現地2017年6月1日のウェブ版記事で、「Masahiro Tanaka is still hurting the Yankees despite being their『ace』(田中将大は『エース』にもかかわらずヤンキースに害を与えている)」と厳しく指摘。さらに、ニューヨーク・ポストが2017年5月20日に配信したウェブ版記事では、ヤンキースのFA史上「最大の失敗」とも言われる日本人ピッチャーを引き合いに、「Like Kei Igawa(まるで井川慶のようだ)」と皮肉っていた。

情報拡散の経緯

ヤンキースの田中将大のInstagramが炎上。
期待が裏切る投球が続いたことに、現地ファンが怒りのコメントが殺到。
コメント欄には、アジア人に対する差別語も書き込まれている。
また、現地メディアからも、痛烈な批判を受けており、さらに炎上している。

ネット上の反応

このニュースを見た日本のユーザーは、
「米国に移る直前かなり無理したのが祟っている」
「コメントがひどい」
「金は人は狂わせる」
「とにかくマー君と井川を比較するのはどうかと思う」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ただ、ファンの全員が田中に辛らつな訳でもない。実際、先述した2017年5月5日の田中のInstagram投稿には、「復活」を信じるヤンキース・ファンから、温かいコメントも寄せられている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13149918/