少年ジャンプ編集部のトイレを漫画家がデザインし批判が殺到


少年ジャンプ編集部の女子トイレがパンツを下げる女性のシルエットをかたどったデザインとなっており、ネット上で批判が相次いでいる事例である。



問題発生の経緯

集英社・少年ジャンプ編集部にある女子トイレのマークを漫画家が新たにデザイン。パンツを下げる女性のシルエットをかたどった女子トイレのマークがネット上に公開された。

2017年4月19日に『少年ジャンプ+α』のサイト内で『すすめ! ジャンプへっぽこ探検隊!』というコミックエッセイの第3話が公開された。そこではトイレのマークをジャンプ作家にデザインしてもらう様子が描かれている。

ここで女子トイレのマークのデザインをする作家として白羽の矢が立ったのが『To LOVEる-とらぶる-』の矢吹健太朗さん。『To LOVEる』はちょっぴりエッチなラブコメ漫画で、少年誌としてはギリギリの表現でキャラクターを描き、その度に「矢吹先生は神!」「まーた矢吹神が新たな表現をつくってしまったか」と絶賛を受けていた。

そんな矢吹さんが今回の女子トイレのマークのデザインにあたって4枚のイラストを用意。裸の女性の全身のシルエット2つ(横姿と前姿)と、麦わら帽子にワンピースの少女の全身シルエット1つ、そしてパンツを脱ぐ女性の下半身シルエット1つだ。

「パンツを脱ぐ女性」のマークが採用され、実際のトイレにこのマークをつけた画像を掲載した所、批判が殺到してしまった。

情報拡散の経緯

少年ジャンプ編集部のトイレを漫画家がデザイン。
「パンツを脱ぐ女性」のマークが採用され、画像が掲載。
この画像がSNS等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展。

加害者側(炎上させた側)の情報

「これでこそジャンプ編集部のトイレ」と自画自賛して、「ジャンプ関係者の女子のみなさん! 編集部にお越しの際は是非女子トイレにお立ち寄り下さい!」としている。

ネット上の反応

「ネタだとしても普通に気持ち悪い」
「普通にセクハラ」
「悪ノリで身内ノリ、寒いわ」
「こんなトイレ絶対に入りたくない」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ちなみにコミックエッセイの最後で「これで編集部の女子も喜んで」「そうだね編集部の女子も…っていねえよ編集部に女子」とあり、女性の視点が完全に抜けていたのかもしれない。

参考URL

  • http://www.excite.co.jp/News/smadan/20170421/E1492756346095.html