米宝石店の看板広告に批判の声「時々は女の子に石を投げてもOK」


ある宝石店が「Sometimes, it’s ok to throw rocks at girls…(時々は女の子に石を投げてもOK)」というメッセージの看板を出したことで、SNS上を中心に大きな議論が起こっている事例である。



問題発生の経緯

ティファニーで働いていたE.O. Wick氏がニューヨークのせわしなさから離れ、ノースカロライナ州のアッシュビルで1926年にジュエリーの修復店をオープン。その後、Wick氏は見習いとしてPaul Greene氏を雇い入れ、Wick氏のもとで宝石をカスタムする技術とビジネスを学んだGreene氏が正式にWick氏のパートナーになることで生まれたのが『Spicer Greene Jewelers』。つまり、Spicer Greene Jewelersは90年以上の歴史を持つ老舗のジュエリーショップなのですが、このSpicer Greene Jewelersが道の脇に立てた看板が物議を醸している。

看板には「Sometimes, it’s ok to throw rocks at girls…(時々は女の子に石を投げてもOK)」というメッセージとともに、カラフルな宝石が散りばめられている。

看板に書かれたメッセージは女性に対する暴力がほのめかされている、ということなどからインターネットで写真が公開されるやいなやSNSで瞬く間に広がりを見せ、批判が相次いでいる。

情報拡散の経緯

米国の宝石店が出した看板広告に、批判の声が寄せられている。
「時々は女の子に石を投げてもOK」というメッセージが書かれた看板。
この看板の写真が、SNS等で拡散。
女性への暴力を暗示しているなどとして、さまざまな批判の声が相次いだ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

事態を受けて、Spicer Greene Jewelersはコメントを発表。
「私たちはどのような形の暴力も許容しません。私たちは、広告のコンテキストや自分たちが犯した間違いに気づきました。広告は議論を呼ぶことを意図していませんでしたが、看板は私たちの意図とは異なる情報を伝えてしまいました。『人にプレゼントをする行動』を推奨するための言葉遊びをしたつもりの看板が、誰かを傷つけてしまったことに深い悲しみを覚えています」とFacebookに投稿した。

ネット上の反応

「間抜けなジュエリー店は新しい広告会社を雇うべき」
「あなたは女性に対する暴力を面白いものと思っているから、この看板をユーモラスなものと考えているのでは?」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

Twitter上で看板に対してどう思うか?というアンケートがTwitter上で行われたところ、「Offensive(攻撃的)」が7%、「Inappropriate(不適切)」が13%、「Harmless(無害)」が48%、「Funny(愉快)」が32%で「無害」と考える人も多数存在している。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/12864920/