東京デザインウィークが忘年会を企画で炎上


新宿明治神宮外苑でジャングルジム状のアートが出火し、5歳男児が焼死した事件のイベントを主催した東京デザインウィークが、忘年会を企画して炎上している事例である。


東京デザインウィークが忘年会を企画で炎上

問題発生の経緯

ことの発端は同チームで「今年もお疲れ様会」を開くという内容の趣旨のメールがネット上に広がっている件。これにより「亡くなっている方がいるのに慰労会なんておかしい」という批判の声が寄せられている。

また、2016年12月16日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』が、東京デザインウィークの忘年会をとりあげ、出演者らからは非難が相次いだ。
番組では「『神宮外苑』イベント火災“忘年会メール”に批判殺到…主催者を直撃取材」と題した特集を放送した。2016年11月、東京デザインウィークが主催したイベントで展示物が炎上し、その展示物に閉じ込められた5歳の男の子が焼死。警察は現在、業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めている。

こうした状況にもかかわらず、東京デザインウィークはボランティアリーダーから提案があったとして、ボランティアスタッフ向け忘年会をメールにて告知。表参道の飲食店にて華やかに行われる予定となっていた。ネット上ではこの件が大きな波紋を広げている。

東京デザインウィーク事務局長・川崎秀俊氏は、メールを送ったスタッフには厳重注意をしたそうで、忘年会は中止となっている。

情報拡散の経緯

イベントで展示物が炎上し、5歳の男の子が焼死する事故が発生。
現在、業務上過失致死傷の疑いで捜査中。
その中で、忘年会を企画しているというメールが送られる。
このメールがSNSや掲示板で拡散。
マスコミも大きく取り上げ、批判が殺到。
東京デザインウィーク側は謝罪をし、忘年会は中止に。

被害者側(炎上させられた側)の情報

東京デザインウィーク事務局長・川崎秀俊氏は、忘年会の主催は事務局ではないとし「ボランティアスタッフの有志の方が毎年行っている忘年会」と釈明したが、会社スタッフがメールを送ったことについては「こういう時期でございますので……不謹慎だと思います」とした。

ネット上の反応

「人が死んでるのに慰労会何て更におかしい」
「恐ろしい組織」
「忘年会を中止にした理由が「批判が相次いだ」からとは、問題点を分かっていない」
「何が凄いって、この状況下で忘年会って発想が出るトコロ」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

東京デザインウィークの川崎事務局長は、運営で開催しているものではないとしているが、メールを送付していたのは主催会社からだった。
このメールはイベント主催会社スタッフからボランティアスタッフに対して送られたものと、ボランティアリーダーから送られてきたものの2通が存在。
今回の忘年会お誘いはまずイベント主催会社がメールを送付し、後ほどボランティアリーダーからメールがあると案内をしていた。

参考URL

  • http://www.yukawanet.com/archives/5147281.html
  • http://mera.red/tdw%E5%BF%98%E5%B9%B4%E4%BC%9A%E4%B8%AD%E6%AD%A2