ニホンアナグマと見られる動物を撲殺した男子高校生が、その写真をTwitterに投稿し、批判が殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
佐賀県内の県立高校に通う男子生徒が2016年12月17日、口から血を流して倒れる動物の死骸の写真とともに「おいん家の玄関におったけん、バットでフルスイングしてぶち殺してやった笑」とTwitterに投稿した。
まもなくこの男子生徒の投稿はフォロワー以外には非表示になったが、批判が殺到。男子生徒はプロフィール欄に高校名や、所属する部活動、そこでの役職が書かれていたため本名らしき名前が特定される事態になり、彼が通う高校に抗議電話が相次ぐことになった。
情報拡散の経緯
男子高校生がアナグマを撲殺して画像をTwitterに投稿。
この写真が転載されてネット上で拡散。
批判コメントが殺到し、男子生徒の投稿はフォロワー以外には非表示に。
プロフィール欄に記載されていた個人情報が拡散。
彼が通う高校に抗議電話が相次ぐことになった。
被害者側(炎上させられた側)の情報
当該高校の校長は以下のようにコメントした。
「高校の電話は一日中鳴りっぱなしになりました。生徒本人に事情を聞いたところ、実際には花壇を荒らすアナグマを用意してあった棒で追い払おうと叩いたら死んでしまったということでした。バットでフルスイングしたというのは誇張して書いてしまったと言っていました。生徒の住む地域が山間部でアナグマの被害に悩んでいて、駆除申請なども出ていたようです。彼に対しては不快感を与える投稿などのないように指導しました。今後はこのようなことのないように、SNSの使い方についても今朝の全校集会で注意を促しました」
ネット上の反応
「人として許せません」
「逃げないで償いなさい」
「写真載せたのはあかんだろうなあ」
「学校の電話番号拡散したり彼女の垢とか本名までネット中にまいたりするのはちょっと違うくない?」
といった様々なコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
ネット上では男子生徒の行為を批判する声が多いものの、集団リンチのように未成年の個人情報を拡散することを批判する声も出ている。
参考URL
- http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/18/anaguma_n_13715958.html
- http://pikarinnews.net/anaguma
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