渋谷区の交差点に突如設置された奇妙な突起物が、「ホームレスへの迫害だ」としてネットで炎上している事例である。
問題発生の経緯
問題となったのは、首都高速3号渋谷線の高架下から数メートルほど離れた道玄坂上交差点の一角。周囲をぐるりと道路に囲まれた小さな広場には、これまで青々とした生垣が作られていたが、2016年11月下旬に突然、植物を撤去。土があった地面はコンクリートで固められ、さらにゴツゴツとした突起物が大量に埋め込まれた。
今月、この写真がTwitterに投稿されると、東京五輪・パラリンピックへ向けた、強引なホームレス対策ではないかとの臆測が浮上し、批判が相次いだ。
さらに、騒ぎは海外にも飛び火。多くの外国人がこの写真をリツイートし、「無力な人々を傷つけるための、日本政府の対策だ」などと批判している。
突起物を取り付けた国土交通省・東京国道は、「以前よりゴミが投棄され、撤去と清掃が大変でした。地元の方にも清掃に協力いただいており、ゴミが捨てられないようにと考え、突起物を施工しました」との回答していたが、2016年12月12日と13日に撤去工事を実施した。
情報拡散の経緯
渋谷区の交差点に突起物が設置。
Twitterなどでこの写真が拡散。
ホームレス対策ではないかとの臆測が浮上。
批判コメントが殺到し、炎上。
さらに、この写真が世界中に拡散され、世界中から批判が相次ぐ。
その後、国土交通省は撤去工事を行った。
被害者側(炎上させられた側)の情報
撤去工事を行った理由については、
「ゴミを捨てられないように設置しましたが、頂いたご意見を踏まえ、景観・安全性に配慮して、なるべく突起物のない違う形で整備することにしました」と説明している。
ネット上の反応
「非人道的」
「怖すぎる」
「なんて意地悪で貧しい発想だろう」
「ホームレス減らしたいなら、日本の根本を変えるべき」
といった批判コメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
東京国道事務所は、あくまでも、ゴミ対策だと主張。
ゴミ対策の代替案については、「地元の方々と相談して、安全性や景観に考慮した対策について検討していきます」としている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/12420667/
Author Profile

Latest entries
- 2022.12.28炎上事例人気YouTuberのダメ出しに批判殺到
- 2022.12.27炎上事例自社商品を無断撮影し炎上
- 2022.12.26炎上事例元男性YouTuberの女湯レポに批判が相次ぐ
- 2022.12.16炎上事例踏切内に侵入する動画が拡散され炎上