サウジアラビアで、ある女性がヒジャブを着用せずに撮った写真を投稿した所、批判が相次ぎ、たちまち炎上してしまった事例である。
問題発生の経緯
イスラム教を国教とするサウジアラビアでは、国民が他の宗教を信仰することを厳しく禁じている。そのためイスラムの教えに少しでも背くようなことをすれば、大勢で糾弾されてしまうのだ。
サウジアラビアの首都リヤドで、マラク・アル・シーフリさんという女性がイスラム教女性信者の伝統的な衣装であるヒジャブ(頭髪を隠すスカーフ)やアバヤ(目と手足の先以外を覆い隠す衣装)を着用せずにTwitterに写真を投稿したことで炎上騒ぎとなっている。
伝統的な民族衣装を無視した女性の格好に、ユーザーたちは過激な言葉を投げかけている。
『International Business Times』によると、21歳のある学生がアラビア語で書かれた批判を英語に翻訳したところ「多くの過激派がシーフリさんを脅迫している」という。
情報拡散の経緯
サウジアラビアで、ある女性がヒジャブを着用せずに撮った写真を投稿。
この写真がSNS等で拡散。
伝統的な民族衣装を無視した格好に過激な声が噴出。
その後、投稿を削除し、アカウント自体も削除。
一方で「サウジ女性の抵抗と勇気には感心した」との声もでている。
加害者側(炎上させた側)の情報
シーフリさんは後に投稿を削除、アカウント自体も削除している。
ネット上の反応
このニュースに対して、世界中から
「この女を死刑にして遺体を犬に与えろ」
「血祭にしろ」
「頭部を切断しろ」
「サウジ女性の抵抗と勇気には感心した」
「差別的なアバヤなどの衣装に関して、抗議活動を行う時なのでは」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
シーフリさんに対して多くの擁護論が寄せられているが、ネット上ではシーフリさんへの処罰を求めるハッシュタグまで登場しており、この一件はサウジアラビアの宗教への戒律がいかに厳しいものであるかを如実に物語っているといえる。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/12384127/
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