米FB、偏向疑惑で「炎上」 「保守系ニュースもみ消し」に「中立」と弁解


米フェイスブックがサイト内で意図的に保守系イベントなどのニュースをもみ消していると報じられ、「偏向疑惑」で批判を浴びている事例である。


米FB、偏向疑惑で「炎上」 「保守系ニュースもみ消し」に「中立」と弁解

問題発生の経緯

疑惑の発信源は、インターネットメディア『ギズモード』が2016年5月9日に報じた「FBが日常的に保守系のニュースをもみ消していた」との記事。FBの元従業員がサイト内にある人気の話題を表示するスペースから、保守系の政治イベント保守政治行動会議や大統領選の候補者のニュースを排除していたと証言する内容だ。

FBは表示するニュースは利用者が投稿などで話題にした頻度などに基づいて自動的に決められるとしている。しかし実際には話題になっていないニュースを掲載するよう従業員が指示されることもあったといい、中立を旗印とするFBが意図的に世論を操作していると印象づけている。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者は、保守派著名人らと面会し釈明に追われた。大統領選も今秋に迫る中、FBは疑惑拡大に神経をとがらせている。

情報拡散の経緯

米フェイスブックが意図的にニュースをもみ消していると報道される。
ネット上で、「偏向疑惑」で批判の声が上がる。
それを受けて、米フェイスブックは疑惑を否定。
ザッカーバーグ氏も火消しに乗り出している。

被害者側(炎上させられた側)の情報

これに対してFBは報道直後に「今回の疑惑を深刻に捉えている」との声明を発表したが、2016年5月10日に「匿名の証言者が提起した疑惑が真実であることを示す証拠は見つかっていない」として疑惑を否定した。

ネット上の反応

日本ではこのニュースを受けて、
「日本では、マスコミのほとんどがやっている」
「ヤフーも日本の大手メディアもやってる」
「日本メディアの偏向報道は、かなり醜い。」
といったコメントがほとんど。

結果(その後もしくは現状)

もともとザッカーバーグ氏はオバマ大統領と親交があり、気候変動問題への対応や不法移民への寛容な姿勢を訴えるなど、保守層からは「リベラル寄り」とみなされる言動も目だっている。

参考URL

  • http://www.sankei.com/world/news/160519/wor1605190043-n1.html
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000069-san-n_ame