小林よしのりさん「中国人観光客は目障り」の発言が差別だと話題に


小林よしのりさんが2016年2月20日にblogosで発表した「外国人観光客は目障りだ」という記事がネットで「これは差別ではないか」と話題になっている事例である。


小林よしのりさん「中国人観光客は目障り」の発言が差別だと話題に

問題発生の経緯

『blogos』は、LINE株式会社が運営する提言型ニュースサイト。各界の著名人による比較的自由な言論記事が掲載されている点が人気のメディアです。

小林よしのりさんは、記事「外国人観光客は目障りだ」で、「寿司なんかコメに魚乗せてりゃいいくらいの舌しか持たないくせに、たった6・7人しか座れない高級寿司店に予約入れるのも不愉快だ。中国人は回転寿司に行けばいいのだ。」と持論を展開。
また、京都では宿泊施設が足りないことから、建物の高さ規制を緩和しようとしていることを挙げ、「すでに中国人観光客が歩いてるだけで、京都の趣きは失われているのだ」として、「京都くらい頑迷に景観を守り抜いてくれよ」と嘆いています。

記事のタイトルでは「外国人観光客」としていますが、近いこともあり団体観光客の多い中国・韓国からの観光客、とくに中国人団体観光客による日本の景観の破壊を危惧しているようです。記事の最後は、「わしは外国人観光客を呼ぶのを国策にするのを止めてほしい。特に中国人は目障りだ」と括られています。

この意見に対して、ネット上では批判の声が相次いでしまっている。

情報拡散の経緯

問題となる発言を投稿。
その発言が掲示板等で拡散。
内容が酷いと批判の声が上がる。

ネット上の反応

「お前二度と中華料理食うな」
「なんでこんな事言うかね? 中国政府には文句あるが中国人個人には何の恨みもないのに」
「人による。中国人ってだけでそれはない」
「まあ気持ちはわかる。中国人観光客の団体ってさほんと信じられないくらいうるさいんだわ」
といった様々な意見が上がる。

結果(その後もしくは現状)

外国人観光客のために景観を損ねるのはやめてほしい、と強く訴えるためにわざとセンセーショナルな書き方をしたのでは。
観光客誘致のために、日本が変えていくべきこと、変えるべきではないことについて、日本全体がもっと議論を尽くすべきなのかも。

参考URL

  • https://netatopi.jp/article/1001684.html