漫画原作者・小説家の小池一夫さんが出会い系サイトを使った誘拐事件にからんで、被害者の中1女子生徒を批判したツイートをし炎上。
その後、謝罪に追い込まれてしまった事例である。
問題発生の経緯
小池さんのツイートは2016年2月21日に投稿された。取り上げたのは、岡山市で発生した誘拐事件だ。この日、岡山市内に住む中学1年の女子生徒を自宅へ連れ込んだ未成年者誘拐の疑いで、自称兵庫県赤穂市の会社員が岡山県警に逮捕された。
各種報道によると、2人が知り合ったのは約半年前。女子生徒が出会い系サイトに「家出をしたい」と書き込んだことがきっかけだったという。男は2016年2月7日午前10時ごろ、無料通話アプリLINEを使って女子生徒を呼び出し、赤穂市内の自宅アパートに2016年2月20日まで連れ込んだ疑いが持たれている。
小池さんはこの事件について、『家人』の感想とことわり、「中1で男が欲しかったのか、お金が欲しかったのか分からないけど、中1で出会い系サイトで男と知り合う女の子は、もう女の子じゃない。女。しかも、倫理観も貞操観念もない女」とツイート。
また、「ネットの出会い系サイトに、白馬に乗った王子様はいない」「素敵な恋人探すのは、犯人見つける刑事と一緒。ネットに頼るな、足で探せ」「あなたの性は、出会い系サイトを利用する、クズに提供するほど安いのか?女としてのプライドを持て」という『家人』の意見を、合わせて紹介した。
こうした一連のツイートに対し、ネットで批判が相次ぎ炎上状態に。
こうした事態に反応したのか、小池さん自身が16年2月23日のブログで謝罪をした。
情報拡散の経緯
問題となるコメントをTwitterに投稿。
その内容に対して、批判の声が上がり炎上騒ぎに。
それを受けて、ブログにて謝罪コメントを投稿する。
被害者側(炎上させられた側)の情報
小池さん自身が16年2月23日のブログで「意見が変わった」として謝罪の言葉を載せた。
まず、「僕を含め『子どもは社会が守る』ことが前提であるという意識が欠落していた」「女の子の背景を考えず、『子供なのに出会い系で男と知り合おうとした少女』という点にのみ言及した」と認め、「13歳の女の子の落ち度を責めるよりも、加害者の男や、予備軍の男たちを断罪すべきでした」とした。
ネット上の反応
「13歳に責任なんかない」
「大先生が子どもを断罪している」
「こんなことを堂々と言う人がいるから、性犯罪は告発しにくい」
「倫理観も貞操観念もないのは加害者の男だ」
といったコメントが投稿された。
結果(その後もしくは現状)
小池さんに同情的な声も寄せられてはいるが、多数派ではない。
参考URL
- http://www.j-cast.com/2016/02/23259393.html?p=all
Author Profile

Latest entries
- 2022.12.28炎上事例人気YouTuberのダメ出しに批判殺到
- 2022.12.27炎上事例自社商品を無断撮影し炎上
- 2022.12.26炎上事例元男性YouTuberの女湯レポに批判が相次ぐ
- 2022.12.16炎上事例踏切内に侵入する動画が拡散され炎上