ソウル市渾身の新スローガンに失笑の嵐!


韓国ソウル市の新しいスローガン『I.SEOUL.U』が意味不明だと酷評されている事例である。


ソウル市渾身の新スローガンに失笑の嵐!

問題発生の経緯

問題はデザインではなく、文法のほうだ。公式には「私とあなたのソウル」と韓国語訳されていて、「私とあなたの間にソウルがある」という意味を込めているそうだが、よく見てみる必要もないほど、文法的に間違っている。

当然、外国人の反応はイマイチ。テレビのインタビューに応じた外国人たちは、「何か包括的なメッセージなのは理解できるけど、パッと見ただけでは確かにわかりづらい」「英語圏の人には、I sold you.みたいな、「私はあなたを売った」というふうに聞こえる。いいスローガンとはいえない」「ちょっと普通じゃないね」と、失笑気味だった。

ソウル市は、14年間使ってきたスローガン『Hi Seoul』と『Soul of Asia』を捨て、心機一転、今回のプロジェクトを始動。だが、1年間という決して短くない期間と約8億ウォンの予算をかけ、1万6,000件に及ぶ市民からのアイデアや、10万人による投票、専門家の意見を合わせた結果にしてはあまりにも不評で、ネットには非難のコメントが絶えない。

情報拡散の経緯

スローガンが発表。
意味が分からない。と批判が殺到。
SNS等でスローガンのパロディで持ち切り。

加害者側(炎上させた側)の情報

プロジェクトの1次審査に参加したという著名なコピーライターは、「韓国のコピーライターとして、正直恥ずかしい。絶対作り直すべきだし、それが難しいなら、当分はスローガンなしで過ごすのも悪くない」と苦言を呈した。

被害者側(炎上させられた側)の情報

ノイズ・マーケティングに成功してしまったソウル市は「文章としてではなく、ロゴとして見ていただきたい」と必死に訴えかけており、「確かに文法は間違っているが、ニューヨークの“I・(ハートマーク)NY”やベルリンの“be Berlin”、アムステルダムの“I amsterdam”のように世界で十分通用するし、名詞と動詞の区分が曖昧な現代英語においてはむしろ洗練された表現」と説明するも、波紋はますます広がるばかり。

ネット上の反応

「予算の無駄遣い」
「変えた意味がない」
「我々に恥をかかせる気か」
といった声があがる。

結果(その後もしくは現状)

スローガンをネタにしたさまざまなギャグも登場している。

参考URL

  • http://www.cyzo.com/2015/11/post_24742.html