アリさんマーク引越社炎上!メディアからのバッシングでサイトダウン!


アリさん引越社幹部が労働組合員らを恫喝するという動画がネットに流出し、その影響で同企業へのバッシングが強まっている事例である。


アリさんマーク引越社炎上!メディアからのバッシングでサイトダウン!

問題発生の経緯

アリさんマークの引越社『追い出し部屋』事件で社前抗議行動を行っていた労働組合員らを、引越社幹部が恫喝する様子がユーチューブに投稿されて物議を醸している。
引越社側は、「トラブルがあったのは事実」とだけ言っているが、動画の映像には、「お前、何踏んでんねん、オイ!」と引越社関東の副社長が足元を指差し、ビデオを撮る組合員にこう声を張り上げる。すると、派遣ユニオンの書記長が「もうちょっと丁寧なお話をした方がいいよ」と戒めた。
ところが、副社長は、さらに逆上して、「あ? 何?」「謝ったら何してもええんか」と詰め寄って…。といった映像だ。
また各ネットメディアも総じてこの動画を取り上げ、大きな炎上騒動に発展している。

『追い出し部屋』事件とは、営業職として働いていた男性社員が、労働組合に加入したことをきっかけに、『追い出し部屋』事件への異動を命じられたとして、命令の無効などを求めて同社を提訴した。
男性は2011年1月に入社。セールスドライバーなどを経て営業職になったが、長時間労働だったにもかかわらず、残業代は支払われなかった。
男性が今年1月に営業車を運転中に車両事故を起こすと、会社から48万円の弁償金を求められ、毎月1万円を給与から天引きされるようになった。
男性は今年3月、個人加盟の労働組合『プレカリアートユニオン』に加入し、未払い賃金や弁償金の返還などを求めて団体交渉を申し入れた。
その後、会社は男性を「遅刻した」という理由で、一日中立ちっぱなしの「シュレッダー係」へ異動させる命令を下した。
男性は7月下旬、命令を無効とする地位確認訴訟を起こした。すると、「会社の名誉を害して、信用を傷付け、莫大な損害を与えた」として、一方的に懲戒解雇された。
また、男性の氏名と顔写真入りで、解雇理由を『罪状』と題した紙を、引越社グループ全店に貼りだされ、社内報にも掲載される。

情報拡散の経緯

SNSで問題の動画が拡散。
マスコミ等も報道して、大きな炎上騒動。
その影響で同企業へのバッシングが強まる。
公式サイトの方もダウンしており現在閲覧できないような状態。

被害者側(炎上させられた側)の情報

引越社側は、「トラブルがあったのは事実」とだけ言っている。

ネット上の反応

「使いたくない企業ですね」
「まさにアリ地獄」
「完全にヤ●ザじゃん」
「口が悪くてよく幹部になれたね」
といった批判が多数。

結果(その後もしくは現状)

SNSを活用した企業バッシング及び炎上騒動は昨年「ペヤング」などをはじめとする異物混入問題を踏まえると謝罪しても収まらない可能性がある。

参考URL

  • http://www.yukawanet.com/archives/4948699.html
  • http://francepresent.com/arisan-mark/