HIV患者のための薬の権利を購入した製薬会社が、たったひと晩で55倍に値上げしたことから、猛烈な批判にさらされている事例である。
問題発生の経緯
それまで1錠13.5ドル(約1600円)だった『Daraprim』という薬が、1錠750ドル(約9万円)に跳ね上がったのです。
現在はHIV感染者の治療に使用されていますが、薬そのものは古くからあり、その権利を買い取ったTuringという製薬会社が値上げをしたというもの。
治療薬が急に値上がりしたことで、治療できない患者や破産する患者が出ることは容易に想像がつくとして、海外のネット上では大炎上しています。
ニューヨークタイムスによると、この薬『Daraprim』の流通そのものが厳しくコントロールされていて、他のジェネリック医薬品の会社がテストに必要なサンプルさえ手に入れられないらしい。
薬局からコントロールされた流通の仕組みがImpaxによって6月に整備された。この流通コントロールこそがマーティン・シュクレリ氏(Turing製薬会社のCEO)の戦略であり、前の会社にいたときから、それが一般の薬を妨害できると話していた。
情報拡散の経緯
掲示板等で批判が相次ぐ。
ネット上の反応
「この状況が理解できない。」
「CEOが値上げをした理由は明白で、彼は道徳的に非難されるべき人物で、単に贅沢で派手な生活がしたいだけ。」
「このせいで保険があがるんだ。この男がやってることはわれわれ全員に影響する。」
といった批判の声が相次ぐ。
結果(その後もしくは現状)
現在、世界中のメディアに取り上げられるほど衝撃を与えている。
すでにインドや海外では1ドルくらいで売っている。アメリカのルールで市場に入らせないようだ。
参考URL
- http://labaq.com/archives/51857325.html
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