NHK『日曜討論』の公式Twitterが、安保法案に関して、誤解を招いたと2度の謝罪に追い込まれている事例である。
問題発生の経緯
2015年9月13日の『どうなる採決 改めて問う 安保法案』の放送直前に、「反対意見って理解しにくいのに、賛成意見はすごく頭に入りやすい」と呟いた。
まるで安保法案反対派の意見が理解しにくいと言っているようにも取れ、ネットは炎上。
放送終了後には、反対派の憲法学者・木村草太氏が「採決について『機は熟している』と言い切った」と呟いた。
ところが、木村氏は『安保法案廃案』の機が熟したと番組内では発言。あたかも木村氏が採決に前向きな発言をしたようにミスリードし、火に油を注いだのだ。
2015年9月14日は平日にもかかわらず4万5000人が国会の四方を取り囲み、一斉に『安保法案反対』と声を上げた。開始1時間ほどで国会前の歩道を覆う鉄柵が決壊。
車道にまで人があふれ、12万人が集結した『8.30』集会にも匹敵する熱気だった。これだけの一大事にもかかわらず、NHKのニュースでは相撲の結果と同程度の扱い。
とても公正中立な報道とはいえないと批判の声が相次いでいる。
情報拡散の経緯
Twitter等で問題の発言が拡散。
被害者側(炎上させられた側)の情報
その後、公式ツイッターには「自分の意見と違う人の意見は耳に入りにくく、同じ意見だと理解しやすいと言う意味で書いたのですが、『賛成』『反対』という言葉を使ってしまったので、法案に『賛成』『反対』かのように誤解された方もいたようです。お詫び致します」と書き込まれた。
ネット上の反応
「主観を述べると抗議で潰す」
「受信料を払う必要はありませんね」
「結局政府に言いなり」
など、受信料を払いたくないという意見に結びつける人が多数。
結果(その後もしくは現状)
大手メディアは国民の訴えをどのように報道をするのかが注目される。
参考URL
- http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164012/1
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