【炎上事例】アマゾンレビュー欄で投稿者に情報開示請求→炎上


2015年6月13日、アマゾンレビュー欄に星1つの低評価をつけたレビュー投稿者の1人が、著者から情報開示請求を受けたとネット掲示板で明らかにした。
低評価をつけられたことに腹を立てたのか、などと憶測され、ネット上で猛バッシングを受けている事例である。


 

問題発生の経緯

アマゾンレビュー欄で投稿者に情報開示請求→炎上騒動になっているのは大投資家になった片山晃氏が、機関投資家の小松原周氏と手がけた『勝つ投資 負けない投資』という著書。
片山氏がバイトで貯めた元手65万円から大投資家になるまでの変遷を振り返り、『勝つ株式投資の秘訣』などをつづった内容。

この本のレビュー欄が炎上した発端は2015年6月13日、ネット掲示板『2ちゃんねる』に、レビュー投稿者の1人が「アマゾンから開示請求が来た」と暴露。
投稿者がコピー&ペーストしたアマゾンから届いた文面を見ると、氏名や住所など個人を特定できる発信者情報が開示請求されたようだ。

この投稿者によると、レビューでは「片山氏の売名目的の本」「当たり障りのないことしか書かれていない」として星1つの低評価をつけた。
さらに片山氏があるメーカーの株式を売買した時のことを例に挙げて「合法だけど尊敬できない手法を使う」「著者が大量保有している銘柄は怖くて買えない」などと書いたという。
ただ、開示請求された理由については謎とした。

投稿者らにとってはまさかの開示請求だったようで、ネットは猛反発。著作に対して批判的に星1つの厳しい評価を下したからだと憶測され、アマゾンレビュー欄には批判が殺到。炎上状態になってしまった。

情報拡散の経緯

問題となった文面を2ちゃんねる上で暴露。
それを見たユーザーが、アマゾンレビュー欄に批判コメントを書き込む

加害者側(炎上させた側)の情報

レビューでは「片山氏の売名目的の本」「当たり障りのないことしか書かれていない」として星1つの低評価をつけた。
さらに「合法だけど尊敬できない手法を使う」「著者が大量保有している銘柄は怖くて買えない」などと書いた事がきっかけで、アマゾンから情報開示請求を受ける。

そのことを、2015年6月13日、ネット掲示板「2ちゃんねる」に暴露。

被害者側(炎上させられた側)の情報

「私が自著のレビューについてAmazonに開示請求を行ったことが話題になっていますが、これは事実です」「事実と異なるネガティブな書き込みをし、 私が不正を働く投資家であるとも取れるような印象を与えることが正当なレビューとは到底思えませんし、 これを放置することはこれから生涯をかけて投資家として活動していこうとしている私にとって無視できないリスクです」と自身のブログで説明を行った。

ネット上の反応

「否定的なレビューがほしくなかったら最初っから出版するな!!」
「気に食わねえレビューしたやつは特定するからな!ってこと?」
「批判的な文章に対して開示請求なんてされてたら、おちおちレビューも書けやしない・・・」
といった批判的な意見や

「2chの感覚のまま他でも書き込む奴が増えすぎた」
「書評を超えたよーな中傷をすれば、名誉毀損や偽計業務妨害で訴えられても仕方ないだろ」
「アマのレビュー酷いわ。立派な営業妨害活動や。」
などの、声もある。

中には、
「間違えて注文したので星ひとつ減らしておきますね。ってのは馬鹿なの?」
「アマゾンのレビューってあんまりあてにならん」
「楽天のレビューもひどい」
といったレビューに対しての意見も多数あり。

結果(その後もしくは現状)

現在も、アマゾンレビュー欄には、批判的なコメントや面白がっているコメントなどが多数投稿されている状態。

参考URL

  • http://www.j-cast.com/2015/06/15237805.html?p=all
  • http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4844374125/ref=cm_cr_pr_hist_5/377-8364725-7067064?ie=UTF8&filterBy=addFiveStar&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending