今回、11月8日に起こった羽生結弦選手の衝突事故に関して、
Twitter上でどのような意見や情報がやり取りされたのか影響力を調査・分析しました。
Twitter分析
livedoorNEWS 2014年11月08日配信
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦「中国杯」は8日、上海で男女フリーが行われた。男子でショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(19)が直前公式練習中に、エン・カン(中国)と衝突するアクシデント。練習が一時中断するなど、場内が騒然となった。
つぶやき推移
調査結果によると、羽生選手の衝突事故があった11月8日のつぶやき全体数は、前日に比べて大幅に増え1,129,217ツイートつぶやかれました。前日比にすると、約106万ツイート以上増えており、注目度が高かった事がわかる。
ポジネガ分析
つぶやきのポジネガ比較では、ポジティブボイスが1,972ツイートに対し、ネガティブボイスが2,591ツイートと、ネガティブボイスが多い結果となった。しかし、つぶやき全体で一番多かった意見はポジティブボイスの「決断と演技に感動した」であった。
ポジティブボイス
「決断と演技に感動した」の意見では、「あえて難しい技にチャレンジした羽生選手に感動した」「羽生選手の決断は称賛に値する」があった。その他の意見では、「怪我をしたのによく頑張った」「あの状況で精神力が凄い」などがあった。
ネガティブボイス
「本人ではなく周囲が出場判断をすべきだったのでは?」の意見では、「本人の意識がハッキリしていたから出場を決行したのは危険だったのではないか」「コーチが棄権させるべきだったのでは」があった。その他の意見では、「脳しんとうの危険性が理解されていない」「危険な状況での演技決行を美談で片づけるな」「将来や他の選手の事も考えて今回は棄権すべきだった」などがあった。
共有されたニュース
ネガティブボイス「本人ではなく周囲が出場判断をすべきだったのでは?」に関連して、日本連盟が選手の医療改善を検討するニュースが多く共有された。次いで、脳しんとうに関するニュースの共有があった。
・羽生の悲劇で連盟動く 医療態勢改善へ…遠征にドクター帯同検討
スポニチアネックス
・スポーツ中の脳振とう 軽く見ないで
東京新聞TOKYO Web
ユーザー分析
男女比率
男女比率では、男性が53%、女性が47%という構成だった。女性ファンが多い印象の強い羽生選手だが、ニュースに対する注目度はほぼ同じ割合だった。
年代別パワーグラフ
年代別では、男女ともに30代が最も関心が高かった。主な年齢層は20代~30代で、男女ともに半数以上の割合を占めた。自分より年下の選手が奮闘している様に興味を持ったのではないかと推測できる。対して羽生選手の同年代の10代は、男性6%、女性8%と低めの数字となった。
つぶやき全体数分析
調査データ20,000件のうち、「他人のツイートを情報共有する機能」であるリツイート(RT)の割合が、
つぶやき全体の60%であった。
さらに、リツイート(RT)が100件以上あったつぶやきを調べたところ、
ニュースよりも他人のつぶやきを共有している人が多いことが判明した。
逆に、リツイート(RT)以外のつぶやきは、自分の考えのつぶやきよりも、
報道されたメディアのニュースを自分でつぶやいている割合がやや高かった。
つぶやき全体数の分析から、「他人のつぶやき」「ニュース」をつぶやく人が多く、
「自分の考え」をつぶやく人は少なかった。
自分自身の考えをつぶやく人よりも、自分が共感したつぶやきをリツイート(共有)する人の方が
多い傾向があると推測できる結果となった。
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