パチンコ社員が「出る」台を漏洩、大炎上に


大阪市鶴見区にあるパチンコの店長が、設定を出やすく変更したうえで、自身が雇ったサクラを座らせ報酬を山分けしていたことが発覚し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

大阪市鶴見区にあるパチンコ『ベラジオ横堤店』の店長がサクラを雇っていることを認めたあげく、女性に対し「サクラにならないか?」と勧誘していたことが分かった。

べラジオコーポレーションの調査によると、事件が発覚したきっかけは2017年1月28日に届いた電子メール。内容は、べラジオの店舗の中に外部に設定を漏らしているところがあることを通報するものだったが、その時は、漏洩の事実は確認できなかった。その後2月1日に再び匿名のメールが届き、今度は店舗名が名指しされており、漏洩の証拠になり得るLINEでのやり取りが書いてある画像も添付されていた。

調査の結果、店長が不正行為を行っていた疑いが強まった。不正行為とは、出やすい設定のスロットマシンを自分が募集した人に遊技させ、利益を折半するもの。
いわゆる「サクラ」です。匿名で届いたLINEの画像には、どのスロットマシンが出やすく設定されているか、それを打って利益が出た場合は、利益の半分を駐車場のある車の中に入れるという内容があった。

同時期、Twitter上に店長とのやり取りを示した画像がネット上に投稿され、批判が殺到。大炎上となってしまった。

情報拡散の経緯

べラジオコーポレーションに匿名のメールが届く。
その後、Twitter上に店長の不正行為のやり取りが投稿される。
この画像が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
この騒動を受けて、店長を解雇。
その内容をホームページ上で公開し謝罪する。

加害者側(炎上させた側)の情報

騒動を受けて、ラジオコーポレーションは、会社の風紀を著しく乱したなどの理由により懲戒解雇とし、その内容を2018年2月8日にホームページ上で公開した。

ネット上の反応

「こいつは救いようのないクズ」
「割と店舗多いし影響力やばくないか」
「変に並んでる客多いなって思ってたし2~3割はサクラだったってことだよね」
「こんな事しとるからいつまでたっても信用されない業界なんだよ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ホームページ上で公開した日から、本社や該当店舗には1日数百本の抗議の電話やメールが殺到。
自分のパチンコ玉やメダルを景品に換えずにためておく「貯玉」が、数日で500万円に相当する数が減ったり、銀行からの融資がいったん中止や、新卒採用を予定していた学生の両親からも問い合わせが殺到している状態となっている。

参考URL

  • http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/279177/022600037/
  • https://kunerupachiru.com/?p=5114