なぜ炎上しているのか 山尾氏辛勝と無効票1万超


無所属の山尾志桜里氏が自民党候補に辛勝した衆院選愛知7区の開票結果を巡り、「1万票を超える無効票は異常」などとネット上で炎上している事例である。



問題発生の経緯

愛知県選挙管理委員会に2017年10月23日早朝から抗議や問い合わせが殺到し、24日夕も電話が鳴りやまない異常事態となっている。無所属の山尾志桜里氏が自民党候補に辛勝した衆院選愛知7区の開票結果を巡り「1万票を超える無効票は異常」「陰謀では」「警察に通報した」とネット上で炎上しているのだ。
「当選は不正」と見出しで断じるウェブメディアも現れた。

山尾氏は自民党の鈴木淳司氏(比例復活)に834票の小差で勝利。無効票は1万1291票だった。愛知県選管は2017年10月23日午前1時半ごろ、確定結果を公表した。疑問の声は直後に出始め、確認できた範囲では午前1時56分、ネット掲示板に上がった。Twitterなどでも同2時ごろから「怪しい」「対立候補の有効票を不当に無効化したのでは」など再集計を求める意見が次々に登場。「開票作業のバイト、国籍条項ないんでしょ?」と無関係な外国人差別をあおる内容もあった。

愛知県選管には午前6時ごろから真偽の確認や「やり直せ!」という抗議の電話が殺到。24日も続く。選管は「各陣営の立会人の監視の下で開票した。不正はありえない」としている。

情報拡散の経緯

無所属の山尾志桜里氏が当選。
確定結果を公表後、SNSや掲示板等で拡散。
Twitter等で批判コメントが殺到。
抗議や問い合わせも多数あり、炎上騒ぎとなっている。

ネット上の反応

「無効票が何故多かったのかを分析して報道してもらいたい」
「辻元清美が未だに議員してる国だぞ。そらそういうもんなんだよ」
「自民党が大勝した今、反自民の負け惜しみにしか聞こえない」
「どうせ山尾なんて通らないだろうと、ガソリーヌとか書いた票もあるんだろうなぁ。」
「あと不倫には触れてるのに地球数周分のガソリンや一日数リットル分にもなるコーヒー代についてはノータッチかよ」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

そもそも、無効票は「異常に多かった」と言えるのか。
愛知7区の投票総数に無効票が占める率は4.23%で、前回2014年衆院選小選挙区の全国平均3.29%より高い(今回の全国平均は集計中)。
だが、今回の小選挙区選挙で東京12区は9.71%。東京14、16、17区も5%を超えた。

参考URL

  • http://news.nicovideo.jp/watch/nw3032686