さっぽろ雪まつりの『魚氷』、氷漬けスケートリンク炎上を受け中止し物議


2017年2月開催のさっぽろ雪まつり『すすきのアイスワールド』では、毎年恒例の魚を観賞する氷像『魚氷』の展示を行わない方針であることが報じられ、ネット上で賛否の意見が寄せられ物議を醸している事例である。


さっぽろ雪まつりの『魚氷』、氷漬けスケートリンク炎上を受け中止し物議

問題発生の経緯

協会によると、魚氷は雪まつりの「すすきの会場」で1984年から33回にわたって続いている。カニやサケ、ホッケなど北海道ゆかりの魚が透き通った氷の中で泳ぐ様子を表現し、観光客にも人気だという。
北海道新聞によると、『スペースワールド』のスケートリンクに約5千匹の魚介類を埋めた事で批判を浴びた後、『すすきのアイスワールド』の実行委員会は対応を協議。
「来場者が不快な思いをしないように」との判断で中止の方針を固めたとしている。

『スペースワールド』の氷漬けスケートリンクのほか、日清食品や資生堂が批判を受けCMを中止するなど、ネット炎上によって謝罪や中止を迫られるケースが増加。
今回の『魚氷』の中止については、過剰反応、事なかれ主義だという意見のほか、相次ぐ自粛への疑問の声が多く上がっている。

情報拡散の経緯

さっぽろ雪まつりの『魚氷』の展示が中止。
『スペースワールド』のスケートリンクの炎上を受けて対応を協議した結果。
このニュースがマスコミ等で報道され拡散。
過剰反応、事なかれ主義だなどといった意見が殺到。
ネット上でも賛否の意見が寄せられている。

ネット上の反応

「不快に思う人が少しでもいれば『中止』って極端すぎる」
「批判されればなんでも自粛の世の中になってきた」
「これがダメなら、クレームが入れば、昆虫館とか剥製とかもみんなダメって、なってしまいそう」
「今の時代、SNSのお陰で良くも悪くも過剰反応しちゃうよね」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

『魚氷』には展示をとりやめるよう要望する声は寄せられていなかったという。

参考URL

  • https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1216/blnews_161216_0806445556.html
  • http://www.asahi.com/articles/ASJDK04H0JDJIIPE054.html