ハワイで観光客の動画が大炎上


観光客が野生動物に触っている動画をSNSに投稿した所、批判コメントが相次ぎ、炎上状態となっている事例である。


ハワイで観光客の動画が大炎上

問題発生の経緯

騒動の発端となったのは、新婚旅行でハワイを訪れていた米ルイジアナ州のカップルがSNSに投稿した動画だ。2人は2021年6月、ハワイのマウイ島で結婚式を挙げ、そのまま同じハワイ州内のカウアイ島に新婚旅行に出かけた。そこで、ビーチに寝そべるハワイアンモンクシールに遭遇。
妻がモンクシールの体に触れ、その様子を夫が動画で撮影し、TikTokに投稿した。

ハワイアンモンクシールは、絶滅危惧種に指定されており、触ることはもちろん、エサやりや追跡することも禁止されていることから、この動画に批判が相次いでしまった。

情報拡散の経緯

問題となる動画が投稿される。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、動画を削除。

被害者側(炎上させられた側)の情報

この夫婦は「ハワイの人々に不快な思いをさせたことを、深くお詫びしたい」と、反省の意を述べている。

ネット上の反応

日本のネットユーザーからも、
「知らなかったという事で免罪されるのであれば、全ての犯罪はし放題になってしまう」
「新婚旅行でテンション上がってたんだろうけど『後先考えないで行動する』夫婦の未来が心配」
「罰金刑より重い刑罰を設定した方がいいかもしれません」
「日本も罰金制に出来ないのかな?」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

連邦法とハワイ州法によると、絶滅危惧種に関する法律に抵触した場合、最大5年間の懲役または、最大5万ドル(約550万円)の罰金刑が科せられる。今回は、金額は非公開だが、夫婦には罰金の支払いが命じられ、この騒動はようやく収束を迎えた。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/9968b493ddfade5975cff47801069592cc81888e