人気アイドルグループが、朝鮮戦争における米韓の痛みの歴史に言及したことで、中国で批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
韓国発の世界的な人気アイドルグループBTSのリーダーを務めるRMの発言が、中国で大炎上となっている。
問題となった発言は、米韓の良好な関係維持に貢献した人物に送られる『ジェームズ・A・ヴァン・フリート賞』の受賞スピーチで、RMは1950年に朝鮮半島で起きた朝鮮戦争について言及し「二カ国が共に経験した、多くの男女が犠牲となった痛みの歴史を我々は心に刻んでいく」と述べました。
何の問題もなさそうなスピーチではあるが、朝鮮戦争は韓国側を米国が、北朝鮮側を旧ソ連と中国が支援した歴史的背景があります。そのため、BTSが“痛みの歴史”に言及することを、敵国として同じく犠牲を払った旧ソ連や中国、そして北朝鮮は快く思わない可能性があるのです。
この発言がネット上に投稿されると、やはり、中国のインターネットではRMの発言が大問題となり、炎上騒ぎとなってしまった。
情報拡散の経緯
スピーチで、問題となる発言をする。
その内容が、SNS等で拡散。
中国では、批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
ネット上の反応
中国のネットユーザーからは、
「BTSは中国で金を稼ぐべきではない」
「中国で金儲けしたいなら、中国人の気持ちも考えるべきだ」
「強い態度を示すために、怒りを表明し、BTSのファンクラブを止めることにした」
このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「アーティストが口にすべきではない」
「戦争に関する発言には慎重になるべき」
「事務所がちゃんと指導出来ていないのが悪い」
などと言ったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
この騒動を受けて、スポーツブランドのFilaや自動車企業のHyundaiなど、BTS関連の製品をオンラインストアから削除するという事態に発展してしまった。
参考URL
- https://news.livedoor.com/article/detail/19049972/
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