中国の大学が、女性は「誘惑にあらがうのが難しい」ためレイプ被害に遭うと記載した冊子に、批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
問題とされたのは、浙江省にある中国美術学院が新入生向けに発行した「安全の手引き」。大学構内では教室などの公共の場や学生寮で性暴力の被害に遭う危険があると注意を呼び掛ける内容だ。
だが、女性がレイプ被害に遭うのは「美人で、物事をあまり深く考えず、臆病で無力なため自衛できない」からであり、また「自制心が弱く、誘惑にあらがうのが難しい」ためだと記された箇所が先週インターネット上に投稿され、猛反発を招くこととなった。
この「安全の手引き」には、女性は「きれいな服を着るのが大好きで、物欲にまみれた生活をする」とも書かれていた。
中国のSNSには、「たとえ裸で走り回っている女性がいたとしても、レイプしていい理由にはならない」などの怒りの声があふれた。
情報拡散の経緯
問題となる冊子が配布される。
その内容が、SNS等に投稿。
ネット上で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
被害者側(炎上させられた側)の情報
中国美術学院は地元メディアに対し、ネット上に投稿された箇所は「文脈を無視して引用された」と釈明し、冊子を擁護した。
ネット上の反応
このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「日本と似たようなレベルね」
「書き手の主観がすごい」
「頭に美人を付ければ何書いても許されると思ったんじゃないか」
「この発想がやばい」
などと言ったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
今月初めに同様の「安全の手引き」を発行した東南部の広西大学も、「性的な誘惑をかき立てないよう」大学構内では「露出の多い」服装をしないよう女子学生に注意を呼びかけたことから、やはりネット上で激しい非難にさらされた。
参考URL
- https://www.afpbb.com/articles/-/3306894
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