トランス女性だと嘘つき大炎上


アメリカのモデルがトランスジェンダーであるとウソをついたことで批判が殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。


トランス女性だと嘘つき大炎上

問題発生の経緯

トランスジェンダーとは、出生時の性別あるいは他人から見た性と、性自認とが異なる状態にある人のことだ。

ウソをついたのは、ペンシルベニア州出身の若手モデル、カリッサ・ピンクストン。2年前に「マーク・ジェイコブス」のショーでランウェイデビューを果たした彼女は、アフリカ系アメリカ人の血を引きながらも、肌の色は薄く、顔いっぱいにひろがるそばかすやピンクに染めた髪が個性的と評価され、モデルとして順調にキャリアを重ねていた。

そんなカリッサは、別名で登録しているFacebookのアカウントで、「トランスジェンダーになったところで女になれるわけじゃない。ただのトランスジェンダーになるだけ」などと、差別的な発言を繰り返していた。これらのトランス女性を嫌悪する発言が問題となり、カリッサには批判や殺害予告が届いたという。所属していたモデル事務所も事態を重く見て、カリッサを解雇することに。

パニックに陥ったカリッサは、「実はわたしもトランスジェンダーなの。女性として生きていくと決めたのは幼いころのこと」「問題になっている発言は、わたし自身が抱いている不安そのもの……わたしたちって、みんなそうなの」とInstagramに投稿するも、瞬く間にウソが暴かれ「アンチ・トランス女性のクセに、トランス女性を装うなんて最低」と、さらなる炎上を招いてしまった。

情報拡散の経緯

問題となる発言をSNSに投稿。
この投稿が、世界中に拡散。
ウソが暴かれ批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。

加害者側(炎上させた側)の情報

のちにカリッサはウソを認め、トランス女性を侮蔑する数々の発言についても改めて謝罪している。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「この嘘は浅はか過ぎる」
「素直に謝罪すればよかったのに。」
「発言一つで身を滅ぼす」
「解雇されて当然かもね」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この問題はフェミニスト同士でも意見が対立し、男性嫌悪や女性嫌悪までが首を突っ込んで、殺伐とした議論が繰り広げられている。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190805-00010000-friday-ent