あいちトリエンナーレで、実際には展示されていない作品が、展示されているとしてネット上で炎上している事例である。
問題発生の経緯
愛知県を舞台に2019年8月1日開幕した国際芸術祭『あいちトリエンナーレ』の目玉の一つである企画展「表現の不自由展・その後」は、「平和の少女像」が展示されるなどとして、作品の展示を即刻中止するよう波紋が広がっている。
その「表現の不自由展・その後」では、安倍晋三首相と菅義偉官房長官とみられる人物を、ハイヒールで踏みつけるオブジェが展示されているとしてネットユーザーが写真を投稿すると、瞬く間に拡散。批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展してしまった。
「あいちトリエンナーレ」の出展作品への非難に対して、オブジェの製作者が公式Twitterで2017年7月に「こっちの方がもっと下手くそかな?」と作品の写真を投稿していた。これが、勘違いされてネット上に広まったようだ。
情報拡散の経緯
問題となる写真がネット上に投稿。
SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。
被害者側(炎上させられた側)の情報
芸術監督を務める津田大介さんは2019年8月2日、公式Twitterを更新。
該当する作品について「今回の展示、そして今回と過去のあいちトリエンナーレに出品されたものではないのでご注意ください」と注意喚起した。
ネット上の反応
「デマ拡散は論外だが、他の人の尊厳に対し何をしてもよいとは思えない。」
「表現の自由ならなにをやってもいいと勘違いしている」
「よくこれを製作しようと思いましたね」
「政権を批判するのと個人を侮辱するのは別問題」
「関係者の処分は絶対必要。」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
この写真がデマだと判明しても、オブジェの製作者に対しは、批判コメントが現在も多数投稿されており、炎上状態が続いている。
参考URL
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00010007-huffpost-soci
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