頭部死球をネタに「おふざけ実況」した番組に批判殺到


頭部死球を「珍プレー」として紹介した番組に対して、「全然笑えない」などと批判が殺到。炎上騒ぎへと反転してしまった事例である。


頭部死球をネタに「おふざけ実況」した番組に批判殺到

問題発生の経緯

2018年12月8日放送の『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』のワンシーンに、インターネット上で批判や疑問の声が相次いでいる。

問題視されているのは、番組側が頭部死球を「珍プレー」として紹介したこと。番組で紹介されたのは、2018年6月12日の西武-ヤクルト戦、西武の先発カスティーヨ選手の投じた一球が、ヤクルトの中村悠平選手の頭に直撃した場面。この投球は危険球と判定され、カスティーヨは退場処分を受けている。

死球を受けた中村選手はグラウンドに倒れ込み、球場は騒然。そのまま担架に乗せられ、近くの病院へ運ばれた。結果として、大きなけがを負うことはなかったが、死球の影響で翌日の試合を欠場している。

このように、一歩間違えれば大きな事故に繋がりかねない危険なプレー。これを、今回のフジ番組は「珍プレー」の1つとして、面白おかしく紹介したことに批判コメントが殺到。ネット上では炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

番組内で頭部死球を「珍プレー」として紹介。
この時の内容が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「全然笑えない」
「人が死ぬかもしれないんだぞ」
「笑いにしていいやつじゃないじゃん、シャレになんないやつじゃん」
「下手すりゃ命に関わるような事故を笑いものにするだなんて」
「本当に危険なものを面白おかしく扱うのはやめて欲しいな」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

なかには、「フジテレビ野球」の公式Twitterに対して、「頭部死球は珍プレーじゃありません。命に関わります」と苦言を呈するユーザーも出ていた。

参考URL

  • https://www.j-cast.com/2018/12/09345604.html?p=all


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