ジャーナリストの水島宏明氏が、自らの落ち度もあってのトラブルにもかかわらず、相手のホテルや予約サイトを名指しで批判したことで批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
水島氏は2018年8月20日、「泊まってないのに高額請求!? 旅行サイトの落とし穴 体験記」と題した記事をYahoo! ニュースの「個人」カテゴリへ寄稿した。
記事によれば、水島氏は上智大の担当ゼミナールの合宿で、学生12人を連れて東日本大震災の被災地を1週間にわたって取材した。その際、岩手県釜石市にある「ホテルルートイン釜石」に宿泊したという。
水島氏は当初、旅行予約サイト「エクスペディア」を使って、同ホテルを学生も含めて計13人分予約していた。だが、その後に予定が変わり、自らの分を除いた学生の予約はキャンセルすることに。本人はキャンセル料が発生する以前の段階で、不要な予約を全て取り消したと思い込んでいた。しかし、宿泊後にホテル側から、計13人分のキャンセル料の支払いを求められてしまったというのだ。
水島氏は「エクスぺディア」上で同じホテルを「二重予約」していたのだ。
水島氏は記事で、二重予約をしてしまった自らの落ち度を認めつつも、「こんなことがあっていいのだろうか?」とホテル側の対応を疑問視する。実際、予約に利用したエクスペディアのカスタマーサービスに電話をし、「ホテルにも落ち度があるのではないのか。納得できない」などとも告げたという。
記事中では、両者の名前をわざわざ太字で記して、「私自身は、この名前がつくものをもう今後2度と使うことはないだろう」と主張した。
自らのSNSではなく「Yahoo!ニュース」というメディアを使って、ホテルや予約サイト側の対応を名指しで批判した水島氏の姿勢には、違和感を抱くネットユーザーが続出。
炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
宿泊トラブルに「逆ギレ」記事を投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、記事を削除する。
加害者側(炎上させた側)の情報
批判が相次いだことを受けてか、今回の水島氏のコラムは、2018年8月22日19時までに削除されている。
ネット上の反応
「いやこれ明らかに、管理しきれなかった自分のミスでしかないでしょ。」
「エクスペディアとホテルは悪くない」
「全然笑えない…ただのクレーマーだろ」
「うーん、自分が間抜けなだけなのに、ホテル名出す神経がもう」
「客のミスなのにお盆の掻き入れ時に半額しか入らず、名前晒されるホテルが可哀想」
などといったコメントが多数投稿される。
結果(その後もしくは現状)
水島氏はTwitter上で謝罪文を投稿するが、その投稿に対しても批判コメントが殺到している。
参考URL
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000013-jct-soci&p=1
https://pixabay.com/
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