兵庫県南部の3地域を、3人の女性アイドルグループに見立てたPR動画に対して抗議が殺到したことで動画配信を停止する事態に発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
兵庫県南部の3地域を「東播磨ちゃん」「神戸ちゃん」「姫路ちゃん」とし、3人の女性アイドルグループに見立てたPR動画を、県東播磨県民局が動画配信サイトYouTubeで公開した。東播磨ちゃんは2人に比べて魅力に乏しいキャラクターに設定。東播磨県民局は「神戸と姫路の間に埋もれ、東播磨地域は知名度が低い」と指摘し、自虐ネタを前面に出すことで目を向けてもらおうと試みた。制作費に約500万円かけた。
2018年3月の公開から約1カ月間で、再生回数は7千回を超え、手応えは上々。ところが2018年4月20日、明石市の泉房穂市長が自虐表現を巡り、「市民から批判が出ている」と、同県民局の四海達也局長に直接抗議。これを受け、同県民局は同日から配信を停止した。
情報拡散の経緯
兵庫県南部のPR動画が公開。
SNS等でこの動画が拡散。
「市民から批判が出ている」と抗議。
騒動を受けて、動画配信を停止。
このニュースが報道されSNS上で話題に。
加害者側(炎上させた側)の情報
泉房穂・明石市長は「動画について、市民から多くの批判が出ている。B-1グランプリスペシャルで優勝するなど、明石は全国ブランド。そこまでマイナーではない。
好循環、好調な街だ。自虐ではなく、明石焼などを、胸を張ってPRしたい。」と話している。
ネット上の反応
「知名度がないことに目くじらを立てるアホな市民」
「全世界に発信できることを自ら潰してる」
「自虐ネタで全国に売り込むつもりが身内につぶされるとは」
「「失敗に終わる」と予言したが、想像以上の早さ」
「こんなものを作るほうもいかがかと思うが」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
県民局は「ネット上では、動画に好意的な意見が大半を占め、再開を求める声もある。」とコメントし、現在は再開に向け、対策を検討しているようだ。
参考URL
- https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011193864.shtml
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