Twitterでアカウント名を明かさずに質問できるサービス『Peing(質問箱)』の運営アカウントが「自作自演が30万件。相当飢えている」などとツイートした所、批判コメントが殺到し炎上してしまった事例である。
問題発生の経緯
Twitterで匿名の質問を募るサービス『Peing(質問箱)』(ペイング)が人気となっている。
Twitterのアカウントと連動する形で、質問箱を設置して、匿名の質問を受けつけるというこのサービス。匿名でないと聞きづらいことも質問できるということで人気となり、2017年11月のサービス開始から2018年1月までにユーザー数は100万人を突破したという。
そんななか、Peingの公式Twitterが2018年1月16日、
「【お知らせ】サービス開始以来、Peing-質問箱-で回答された数が1000万を超えました!ちなみに累計で質問数は1400万件ありましたので、皆さんが質問に飢えていることがわかりました。なお、自作自演の質問が30万件ありました。相当飢えているようです。」と、30万件の「自作自演」の質問があったことを公表。さらに翌日には、「【お知らせ】昨日30万もの自作自演による質問があったことをご報告しました。分析してみると自作自演をしていた人の数としては14万人以上でした。うち約120人が100問も自分に質問を送っていました。」と、100問もの質問を自分の送っていたユーザーが120人もいたと暴露したのだ。
この公式アカウントのツイートに対し、批判コメントが殺到し炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
匿名の質問箱「Peing」が話題に。
公式Twitterが「自作自演」の質問があったことを公表。
この投稿が、Twitterや掲示板等で拡散。
批判コメントが多数投稿される。
騒動を受けて、
公式Twitterを自粛することに。
加害者側(炎上させた側)の情報
この騒動を受けて1月17日には「表現に不適切な部分があった」と謝罪。
加えて、自分で自分に質問したいというニーズに応えようと「セルフ質問」という機能の実装を発表していた。
しかしその後も、「炎上で公式アカウントのことが嫌いになっても質問箱のことは嫌いにならないでください!」「私、段ボールなだけに燃えやすかったようです。
反省致しました」など煽るような発言を繰り返していた。こうした中、2018年1月19日の深夜に「当該アカウントのせいで皆様にご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありません。一度本アカウントは運用方法を見直すため自粛期間に入ることに致しました。よろしくお願いします」と、突然の運営自粛を発表した。
ネット上の反応
「めっちゃ叩かれることでもなくない?」
「あのノリ好きだったんだけど」
「ユーザーを馬鹿にしたような発言してるしで自粛は順当」
「誰からも質問が来ない人もいるので自作自演は許して上げて」
「なんでわざわざ自演を晒すの?」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
今回の自己質問の状況分析で自分への質問が出来るように、セルフ用の質問フォームとして自分のページでもフォームが表示されるように実装された。
参考URL
- http://blogos.com/article/272231/
- http://news.livedoor.com/article/detail/14188143/
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