『24時間テレビ』の番組Twitterが、「小児ぜんそくと診断された羽生結弦選手が、病気を言い訳にせず世界のトップで戦い続ける思いをテレビで初告白。」と投稿し批判コメントが殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
2017年8月26日から27日にかけて、日本テレビで毎年恒例の『24時間テレビ 愛は地球を救う』が放送された。
「感動ポルノ」なる言葉などで揶揄されるようにもなってきた同番組、毎年ネット上でも大変話題になるのだが、今年はTwitterでの番組アカウントのツイートが物議を醸している。
番組の放送中、8月26日の20時30分に「この後は2歳の時に小児ぜんそくと診断された羽生結弦選手が、病気を言い訳にせず世界のトップで戦い続ける思いをテレビで初告白。
さらに、郷ひろみと氷上コラボ!全国の病気を抱える子供たちにエールを送る。是非お見逃しなく!」との投稿がなされたのだがこちらに批判が殺到。
中でも、医療関係者の「病気を言い訳にせずに」という一文を見て、喘息その他で本当に運動のできない子どもたちが「僕は言い訳してると思われてるのか…」と傷つくことは容易に想像できそうなものです。言葉の選択が悪すぎだし、個人的には羽生選手の素晴らしい演技を「ぜんそくの」と修飾する必要はないと思います
というツイートは反響を呼び、翌々日早朝の時点で3万3000件以上のリツイートを集めた。
情報拡散の経緯
24時間テレビの番組Twitterが「病気を言い訳にせず」と投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
中でも、医療関係者の投稿は反響を呼び3万3000件以上のリツイートを集めた。
ネット上の反応
「「小児喘息を言い訳にせず」とか、24時間テレビ終ってるね。」
「喘息で体育に参加できない子供に向かって「言い訳するな!羽生選手を見習え!!」って致死性根性論を振りかざすアホ教師が増えますね。」
「大人の喘息で結構な数が年間に死んでるのに」
「結局、あなた達は病気や障がいを小馬鹿にしてるんだな。」
「これは番組の公式な見解でしょうか?」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
同番組のツイートに対し、小児科医らが「喘息は致死的になる疾患」であることを訴えたうえで、「喘息に対する過小評価」を指摘、ツイートの訂正と謝罪をするべきとコメントしている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/13529767/
- https://sirabee.com/2017/08/28/20161268961/
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