ビーナス・ウィリアムスを「ゴリラ呼ばわり」 解説者に批判殺到


米スポーツ専門チャンネルESPNの解説者が、全豪オープンテニスに出場しているヴィーナス・ウィリアムスを「ゴリラ」と比較するような発言をしたことで、ネットでは批判の声が殺到している事例である。



問題発生の経緯

2017年1月18日に行われた女子シングルス2回戦で、試合の解説を担当した元テニス選手のダグ・アドラー氏は、「(対戦相手のシュテファニー・)フェーゲレがファーストサーブをミスすれば、圧倒的にヴィーナスが有利だ。ヴィーナスの動きはまるでゴリラだ。襲撃に備えている」と発言。
それを見た視聴者は、すぐさまSNSで嫌悪感をあらわにし、炎上騒ぎとなってしまった。

テニス記者のベン・ローゼンバーグ氏も「最低のコメントだ」と批判し、自身のTwitterに「2017年になっても、ウィリアムズ姉妹がそんなことを言われ続けるなんて、ぞっとする」と投稿した。

情報拡散の経緯

米国のスポーツ解説者が選手を「ゴリラ」呼ばわりに。
それを見た視聴者がSNSに批判コメントを投稿。
この投稿が拡散され、炎上騒ぎに。
テニス記者のベン・ローゼンバーグ氏も「最低のコメントだ」と批判している。

ネット上の反応

このニュースに対して、日本では、
「確かにゴリラだけど解説で言っちゃダメだ」
「「見た目」に関しては言わない方がいいよね」
「正直みんな内心は頷いてただろうけど、口外はNGだよね!」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

2014年には、ロシアテニス連盟のシャミール・タルピチェフ会長が、姉妹を「ウィリアムス兄弟」と呼んで謝罪した。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/12562741/
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170119-00000041-jij_afp-spo