『24時間テレビ』 両足マヒの少年へ“虐待疑惑”も噴出


『24時間テレビ 愛は地球を救う』で、ネット上では、各企画に「障がい者を感動ドラマの材料にしている」などと批判が上がったが、中でも、富士登山の企画は大きな反発を招き、「完全に放送事故」と大炎上している事例である。


『24時間テレビ』 両足マヒの少年へ“虐待疑惑”も噴出

問題発生の経緯

今年の『24時間テレビ』は放送前から大きな波乱があった。パーソナリティーを務めるはずだった高畑裕太容疑者が2016年8月23日に逮捕され、降板に。また、高畑容疑者が出演していた特別ドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』も、放送3日前にして撮り直しとなった。

実際に放送された番組内容にも否定的な声が飛び交いました。例えば、ダウン症の少女が『PERFECT HUMAN』のダンスをオリエンタルラジオと一緒に披露する企画には、「見世物にしているみたい」などと疑問を感じる人が多かった。特に視聴者から大ブーイングが巻き起こったのは『両足マヒになんて負けない! 少年と家族が挑む富士登山』という企画。
問題になったのは登頂後の映像。武道館でのAKB48のライブに合わせて、登山を終えてへたり込んだ少年の姿が映されたのですが、そこで男性が、少年の頭をはたき、帽子が飛んでゆく様子が放送された。顔が見えないため、父親なのかスタッフなのか定かではなく、激励のつもりだったのかもしれませんが、そのあまりにも荒々しい触れ方には批判が殺到。企画自体を叩く声も続出している。

情報拡散の経緯

『24時間テレビ』が放送。
富士登山の企画で、少年の頭をはたく映像が写る。
その映像が掲示板等で拡散。
批判の声が殺到し、炎上騒ぎとなっている。

ネット上の反応

「虐待にしか見えない」
「かわいそうというか、もはや胸クソわるい」
「視聴率稼ぎのために障がい者を利用してる」
「そもそも1合目から登山っていうのが、ハードすぎる」
「雨も風も強くて寒そうな山道を歩かされるの、絶望感がすごそう」
といった声が相次ぐ。

結果(その後もしくは現状)

視聴者の違和感は、数字にも反映されていて、今回の平均視聴率は15.4%で、これはここ10年でワーストタイの記録だった。

参考URL

  • http://www.cyzowoman.com/2016/08/post_21567.html