羊肉盗んだ犯人をネットに公開処刑!ネットで「肖像権侵害」と批判殺到


モンゴル店の羊肉を盗んだとして、SNSに犯人の顔を公開した所批判が殺到し、炎上騒ぎに発展してしまった事例である。


羊肉盗んだ犯人をネットに公開処刑!ネットで「肖像権侵害」と批判殺到

問題発生の経緯

赤坂2丁目にある『スーホダイニングバー』の店主でモンゴル出身のスーホさんによると、2016年4月9日午前9時31分、青のパーカとジーンズ姿で黒のリュックを背負った30~40代とみられる男が店頭にあった羊肉を持ち去る姿が防犯カメラに写っていた。スーホさんが店に来た午前9時40分すぎ、普段なら玄関前に届いているはずの羊肉が見当たらないため、防犯カメラを確認したという。

羊肉は重さ約30キロ、長さ約1.2メートル。白いガーゼで覆われ、その外側をビニールで密封されていた。約30人が参加し羊1頭を味わい尽くす宴会で使用する予定だったが、別の羊肉で対応した。
持ち去られた羊肉は午後6時頃、店から約300メートル離れた路地裏に放置されているのを常連客が発見。スーホさんが回収し衛生上の問題からすぐに処分した。
スーホさんは「日本で店を開いて15年ほどになるが、こんなの初めて」と憤りを隠さない。

その後、SNSに犯人の顔を公開した所、批判の声が殺到し、炎上騒ぎに発展してしまった。

情報拡散の経緯

羊肉が盗まれる。
警察へ被害届を出した後、SNSに犯人の顔を公開。
批判の声が相次ぐ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

赤坂署へ被害届を出した上で、防犯カメラに写った男の画像を店のホームページに公開して情報を集めており「持ち去った本人は見てびっくりすると思う。顔をさらすことが目的じゃなく、同じような被害を減らすための抑止力になればと思う」と語った。

ネット上の反応

「犯人にも肖像権はある」
「なんでもかんでもやっていいものではない」
「明らかにこの人物が犯人だったとしても警察が公開しない限り人権侵害、肖像権の侵害で訴えられたら負けます。」
「日本は犯罪加害者に甘い、甘すぎる」
といった様々な意見が相次ぐ。

結果(その後もしくは現状)

投稿者の怒りは収まらず、今もなおネットに犯人の顔が公開されている。

参考URL

  • http://www.yukawanet.com/archives/5035635.html
  • http://poisonnews.com/%E7%A7%81%E5%88%91-%E8%B5%A4%E5%9D%82%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E5%BA%97%E3%81%A7%E7%BE%8A%E8%82%891%E9%A0%AD%E5%88%86%E7%9B%97%E9%9B%A3%E3%80%82%E5%BA%97%E4%B8%BB%E3%81%8C%E7%9B%A3/