アメリカのモデルカイリー・ジェンナーが、雑誌の表紙を飾った写真が、『障害者差別』だと話題になり、炎上している事例である。
問題発生の経緯
雑誌『Interview』の表紙を飾った写真が話題になっている。昔風の『ダッチワイフ』をモチーフにしたことではなく、写真家スティーブン・クラインが撮影した、金色の車いすに乗ってポーズをとっている写真だ。
ソーシャルメディアでは、健康な体の有名タレントが車いすでポーズを取ることを「不快だ」とする投稿があふれた。
批判はソーシャルメディアにとどまらない。
サンフランシスコにあるポール・K・ロングモア障害者協会のエミリー・スミス・ビーティクス副所長はCNNに対し「ひどく不愉快だ。障害のある人は常に無力とみられ、そうしたイメージが増幅されている」と批判する。
情報拡散の経緯
問題の写真が表紙となった雑誌が発売。
画像が拡散し、非難が殺到。
ニュース等で取り上げられ、障害者協会からも批判。
被害者側(炎上させられた側)の情報
雑誌『Interview』の代表は、「スティーブン・クラインが撮影したカイリー・ジェンナーの写真は、イギリス人ポップアーチストのアレン・ジョーンズをモチーフにしていますが、カイリーを様々なパワーのもとに置き、彼女のイメージをメディアにさらされる物体として探るという、伝統の一部なのです。」
と話している。
ジェンナー自身は今回の件でコメントしていない。
ネット上の反応
「車いすに座っている私は誰も見ないけど、カイリー・ジェンナーが座るとファッションになるのね。」
「誰がいいアイデアだって思ったの?小道具として使うなんてひどい。」
「不愉快」
「バカバカしい」
「障害者差別は究極のファッション表現」
といった声が上がる。
結果(その後もしくは現状)
ジェンナーの写真は過去にも論争の種になっており、度々炎上している。
参考URL
- http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/03/kylie-jenner-wheelchair-photos_n_8715136.html
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