『E.T.』脚本家死去で無礼なコメント 時事通信のツイッターが炎上


映画『E.T.』の脚本を担当したマシスンさんの訃報が出た2015年11月5日、時事通信の公式ツイッターが炎上し、問題のツイートを削除することになった事例である。


『E.T.』脚本家死去で無礼なコメント 時事通信のツイッターが炎上

問題発生の経緯

メリッサさんは1950年生まれで、1979年公開の映画『ワイルド・ブラック 少年の黒い馬』脚本家としてデビューした。82年公開の『E.T.』ではアカデミー賞にノミネートされた。
83年に俳優のハリソン・フォードさんと結婚し2人の子どもをもうけたが04年に離婚している。最新作は16年7月公開予定のスピルバーグ監督作品映画『The BFG』で、公開を待たずに病院で亡くなった。

メリッサさん死亡のニュースは日本でも一斉に報じられるなか、時事通信は公式Twitterで2015年11月5日に『編集部より』と明記し、「『E.T.』を書いた米国の女性脚本家が亡くなった。作品のエンディングで映画館からすすり泣きが聞こえ、『泣くほどのものか』とあきれた記憶が甦る。
優れた邦画を書く脚本家も増えた。てなわけで『脚本家・私が書いたあのドラマ』」
とつぶやいた。

このツイートに張られているリンク先は時事通信の公式ホームページで、そこでは日本の有名脚本家を写真付きで紹介している。
このツイートに対し「人が死んでるんですよ」などといった批判が出て、時事通信は翌日の15年11月6日昼過ぎにこのツイートを削除した。

情報拡散の経緯

公式Twitterで問題の発言が投稿される。
Twitterのコメント等に批判が殺到。
掲示板やまとめサイトが取り上げたことで「炎上」。
問題の投稿を削除する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

時事通信は翌日の15年11月6日昼過ぎにこのツイートを削除し、現在は見ることができなくなっている。

ネット上の反応

「無礼にも程がある」
「絵に描いたような、死者に鞭打つ人情の欠片もないツイートですね。 どのような意図が御有りなのでしょうか…。理解に苦しみます」
「時事通信の編集部には異常な人がいるようだ。これ書いたの時事通信の何方ですか?」
といった批判の声が多数。

結果(その後もしくは現状)

時事通信は問題のツイート削除について何の謝罪も説明もしておらず、そのことで、ネットでの批判の声はさらに大きくなっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/10803011/