大阪・梅田の百貨店で開かれた「補助犬法啓発イベント」後、出演者が同じフロアにあるカフェに立ち寄った際、入店を拒否されたことで、ネットでは大きな批判が起きている事例である。
問題発生の経緯
大阪・梅田の百貨店『阪急うめだ本店』の9階の催事場では毎週土曜日にNPO活動を紹介する催しがあり、2015年10月3日はNPO法人『日本補助犬情報センター』監修の『補助犬法啓発イベント』が開かれました。
参加した同センターの専務理事兼事務局長・橋爪智子さんによると、イベントは通りがかった買い物客ら約200人が集まり、予想外の盛況ぶりに百貨店の担当者と一緒に喜んだそうです。
その後、橋爪さんやイベントステージに立った聴導犬を連れた女性らが、同じフロアにあるカフェに立ち寄った時です。席について注文をしようとすると、店員が「ペットはお断りです」と言い、「いえ、これは補助犬といって…」とさっきのイベントでも配っていたパンフレットを渡そうとすると、その受け取りも断られました。
同じことは別の店でも。「犬は困ります。ここは盲導犬も断ってるので」と言われました。橋爪さんたちは3店目のカフェでようやく入店ができた。
事態を重く見た障害者の団体は、Facebook上で一部始終を公開、問題提起をし、ネット上で大きな騒動に発展している。
情報拡散の経緯
Facebookで騒動の詳細が公開。
掲示板等でこの問題が拡散。
ネットニュースにも取り上げられる。
加害者側(炎上させた側)の情報
橋爪さんが驚くことがまだあります。それは阪急百貨店が業界内で先駆けて補助犬の受け入れを決めた百貨店だったことです。
「なぜ阪急でという気持ちがとても強いです」
被害者側(炎上させられた側)の情報
数日後、百貨店の公式ホームページで「聴導犬の入店に関するお詫び」を発表するに至った。
「補助犬について先進的に取り組んできたという自負があっただけに、我々としても非常にショックなんです。補助犬についての理解が末端のアルバイトやスタッフまでは徹底されていなかったのは明らかです。申し訳ない気持ちです」
ネット上の反応
店側の対応を批判するもの以外に、犬嫌いの他の客の迷惑はといった意見が多数あり。
「ひどい」
「元気出してください」
「補助犬。。なんで浸透しないんだろう」
「飲食店にってなるとどうでしょう?って思う」
「ただ犬が嫌いな人の権利はどうすんですかって話。」
「犬独特の匂いとかもあるしね。」
結果(その後もしくは現状)
どちらが正義か という視点では 両者の溝は埋まらない
参考URL
- http://getnews.jp/archives/1196105
- http://spotlight-media.jp/article/201347268547215027
- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000004-withnews-soci&p=1
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