葬儀社スタッフが、マラドーナの遺体との2ショットをSNSで晒したことで批判が殺到し、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
現地時間11月25日に、元アルゼンチン代表の英雄ディエゴ・マラドーナが心臓発作で帰らぬ人となった。
危篤状態となり、1時間近い治療の末に急逝した世紀のスーパースターの悲報は大きな衝撃を与え、世界は哀しみに包まれた。アルベルト・フェルナンデス大統領が3日間も喪に服すことを発表した母国アルゼンチンでは、26日に告別式が行なわれ、数十万人ものファンが別れを惜しみ、現実を受け止めきれない人は泣き崩れて、警備隊と衝突する事態も起きていた。
そうしたなかで、問題となっているのは、マラドーナの葬儀を請け負った会社のある従業員の振る舞いである。なんと大統領府に向かう直前に、遺体が収められた棺を開け、額に右手を置き、左手でサムズアップポーズをする自身の写真をSNSにアップしたのだ。
当然、この投稿は大炎上。ほどなくして削除されたものの、一部のユーザーからは「彼は神を冒涜した」として殺害予告が送られる事態にまでなった。
情報拡散の経緯
問題となる写真をSNSに投稿。
その投稿が、瞬く間に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
被害者側(炎上させられた側)の情報
家族で営んでいたという葬儀屋の社長は従業員の愚行を深く謝罪している。アルゼンチン・メディア『TN』の取材に応じた際に、「問題の男は家族ではない」と涙ながらに釈明し、当該社員の解雇を発表した。
ネット上の反応
このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「ファンだからとかいう問題じゃないだろ」
「そもそも不謹慎」
「外人特有のノリかもしれないけど、英雄を汚したと周りから総攻撃されても仕方がないわ」
「そんな姿を晒すなんてファンのすることじゃない。まあファンじゃないんやろうけど」
などと言ったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
警察が遺体の冒涜(ぼうとく)などの容疑で捜査を始めると、この男性は11月28日夜に弁護士と共に出頭した。
参考URL
- https://news.livedoor.com/article/detail/19292756/
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