民泊登録の物件に批判殺到


英国で、民泊仲介サイトに登録された物件が掲げる条件に、「1人あたりの最大重量は100kg」などと記載されていたことで、批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


民泊登録の物件に批判殺到

問題発生の経緯

民泊仲介サービス『Airbnb』には、世界中に600万件を超える物件が登録されている。
問題となったコテージは、英国の歴史ある街に位置する一泊199ポンド(約28,000円)のとなっており、禁止事項として、「1人あたりの最大重量が100kgのため、摂食障害の人はお断り」という一文が添えられていた。

これにボディ・ポジティヴィティ(体型の多様性を取り入れようとする運動)活動家のリンゼイ・マクグローンが「差別的な肥満嫌悪」だとInstagramで抗議の声を上げたところ、コテージに対して、批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

翌日には「摂食障害」のくだりは削除されたものの、「最大重量100kg」の条件が残ったまま再掲載された。ホストは「体重に制限があるのは、オーク製の梁が非常に古いため。負荷がかかると深刻な損傷を受ける危険性がある」と説明したが、マクグローンは攻撃の手を緩めなかった。

情報拡散の経緯

民泊仲介サイトに問題となるコテージが登録される。
禁止事項として問題の文が添えられる。
活動家がInstagramで抗議。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「古い建物のようだし宿泊者の安全の為に重量制限はあってもおかしくはないように思う」
「言葉選びは重要」
「オーナー側は家の強度の問題だと説明しているのに、体重の重い人への嫌悪感だと決めつけている方に問題があると思う」
「何でもかんでも差別差別と騒ぐのはやめよう」
「摂食障害の文言は不要」
などと言ったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、Airbnbは「我々のコミュニティに差別が存在することは許されない」として当該物件を完全に削除した。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/18843448/