自作自演の「清掃ボランティア」で大炎上


中国のインフルエンサーが、自作自演の清掃ボランティアをしたことがネット上に投稿され、炎上騒ぎへと発展している事例である。


自作自演の「清掃ボランティア」で大炎上

問題発生の経緯

中国のインフルエンサーが取った行動に非難が集まっている。
『紅星新聞』によると、美人インフルエンサーとして知られる『cccci鄭家宜』さんが2019年6月4日、SNS上で、北京市内の公園で清掃ボランティアを行ったことを報告した。散乱するゴミの上でほうきを持ち立っている写真と、清掃が終わってゴミがいっぱいになった袋が4つ置かれた写真を「一緒に環境保護に努めよう」というコメントとともに、中国版Twitter「微博(ウェイボー)」にアップ。

当初は、多くのフォロワーから賛辞が寄せられていたのだが、彼女の投稿に対し、公園の管理事務所だと名乗るユーザーが「我々はこの公園の管理事務所の者だ。昨日の昼に撮ったものだろ? この2枚の写真をどうやって撮影したか、自分でもわかってるはずだ」とコメント。さらに、公園で撮影された動画のキャプチャー画像を投稿し、実は、cccci鄭家宜さんは友達と一緒に、ゴミの入った4つの麻袋を公園に持ち込み、中のゴミを辺りにぶちまけたというのだ。つまり、ゴミ拾い活動は自作自演だったのだ。
事実が明るみになると、彼女の投稿は大炎上してしまった。

情報拡散の経緯

清掃ボランティアをしたとネット上に投稿。
この投稿に対して、自作自演が発覚。
その投稿が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

中国のネットユーザーからは、
「頭の中にもゴミが詰まってるんじゃないの?」
「プライドのない人間は無敵だ」
などといったコメントが。

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「やっていること、日本と大して変わりませんね」
「ご苦労さんな事やってるな」
「炎上商法はここまで来たか」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

警察が捜査に乗り出すと、このユーザーが公園の管理者だというのはウソで、cccci鄭家宜さんとグルになって炎上騒ぎを起こしていたことが判明。
2人のアカウントは、すでに削除されている。

参考URL

  • https://www.cyzo.com/2019/06/post_206318_entry.html