黒人への暴力に抗議の選手を広告に起用し炎上


ナイキがコリン・キャパニック選手を広告キャンペーンに起用することを発表した所、批判コメントが殺到。ネット上で炎上騒ぎとなっている事例である。


黒人への暴力に抗議の選手を広告に起用し炎上

問題発生の経緯

米スポーツ用品大手、ナイキがナショナル・プロフットボールリーグサンフランシスコ・49ersの元クオーターバック、コリン・キャパニック選手を広告キャンペーンに起用したことに抗議の声が上がっている。同選手は2016年、黒人に対する警察官の暴力に抗議し、試合前の国歌斉唱中に起立を拒否してひざまずき、大きな議論を呼んだ。

今年30周年の「Just Do It」の広告塔になることを、キャパニック氏がTwitterで明らかにしてからわずか数時間で、ナイキ製品のボイコットや焼却を呼び掛けるハッシュタグ「#」を付けた投稿がTwitterに急速に増加。ナイキ製品を燃やしている写真や動画も投稿され、炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

キャパニック氏がTwitterでナイキの広告塔になることを投稿。
この投稿が、瞬く間にSNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
ナイキ製品を燃やしている写真や動画も投稿される。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは
「すごいぞ! ナイキ!」
「断然ナイキを応援したくなりました」
「もうクリエーティブとかマーケティングとか、そういう次元を超えている」
「QBとして大した成績も残して来なかった選手にスポンサーが付くのか?しかも、NIKE?」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この投稿がされた日のナイキの株価は、前営業日比2.2%安の80.41ドル。一時は3.9%安と、日中ベースで5カ月ぶり大幅安となった。
また、問題となったキャパニック氏のTwitterには、25万件以上のリツイートされており、現在も多数のコメントが投稿され続けている。

参考URL

  • https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-04/PEJATH6VDKHV01


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