お菓子の過剰包装をなくして欲しいと訴え炎上


私立高校の女子生徒が、お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネットで署名を集めたところ、批判コメントが相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


お菓子の過剰包装をなくして欲しいと訴え炎上

問題発生の経緯

「私のような中高生が大好きなお菓子。そんなお菓子を作ってくださっている亀田製菓さんとブルボンさんにお願いがあります」
そんな書き出しで、2020年5月11日からオンライン署名サイト『Change.org』でお菓子の過剰包装をなくすように呼び掛ける署名活動を始めた。生徒は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で、家庭ごみが増える中、生徒はプラスチックごみ問題について考えるようになった。

特に過剰だと感じたのが、お菓子類。お菓子の袋を開けると、また個別に包装されている。トレーまでついていて「これって必要?」と疑問を感じ、署名活動を行っていると報道されると、ネット上では、生徒の人格を否定する多くの中傷コメントが、掲示板やTwitterに投稿され、炎上状態となった。

情報拡散の経緯

お菓子の過剰包装をなくして欲しいと署名活動。
その活動内容が報道されると、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。

ネット上の反応

「自分の主張を押しつけるテロリスト」
「高校生が出しゃばるな」
「個包装じゃないと全部食べ切れない」
「製造過程から出荷までを知らないから言えるだけ」
「問題提起する自体は素晴らしいことよ」
などといった様々なコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動で、Twitterでは、「個包装は、グリコ・森永事件が契機となっているではないか」などとデマ情報も拡散されてしまった。

参考URL

  • https://www.tokyo-np.co.jp/article/45907