オーストラリアで、5歳の息子にピアスをさせた母親に対して批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
5歳の息子に「本人が望んだから」とピアスの穴を耳に開けさせた若い母親に、世間からは批判が殺到した。しかしこれに母親は真っ向から反論していることを英『Metro』やサイト『kidspot』などが伝えている。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州セントラルコーストに暮らすティーガンさんは、5歳の息子ストーム君から「ピアスがしたい」と言われた。
ティーガンさんは「子供を親の言いなりにコントロールするのではなく子供のしたいことを尊重し、それをサポートする親でありたい」と常々思っていたため、ストーム君に体にピアスをすることの手順を説明し、痛むかもしれないことも話した。
しかしストーム君はそれでも耳にピアスをすると主張したため、ティーガンさんはその意思に同意しボディーアクセサリーショップへ連れて行った。ストーム君はピアスを自分で選び、施術の最中も泣かなかったそうだ。ティーガンさんはそんなストーム君の姿に「勇気があるわ」と感心した。
両耳にピアスをつけてもらったストーム君はとても興奮し、店から出ると行き交う人にピアスをしたことを話したものの「チンピラ」「問題児」などといった言葉が返ってきたという。
また、ティーガンさんはストーム君のピアスした姿をFacebookのグループアカウント「The Modern Mummy Club」に投稿したところ、そこでも批判の声があがった。
情報拡散の経緯
5歳の息子にピアスをさせた母親が、ピアスした姿Facebookに投稿。
この写真が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
母親は子どものしたいことを尊重したと反論。
被害者側(炎上させられた側)の情報
「ストームが女の子だったら、こんなにバッシングを受けなかったのではと思います。でもこれは息子自身が望んだことで、私は息子に何事も自分の決断に自信を持ってほしいし、またそのように成長してほしいと思っています。結局のところ、子供というのは食事を満足に与えられて十分愛されて幸せなら、それが一番大切なことなのではないでしょうか。他人の批判など、気にする必要もないでしょう」とティーガンさんは話している。
ネット上の反応
このニュースを見た日本ユーザーは、
「子供の意志を尊重する的な勘違いパターンのやつ」
「何故かネットで自己主張するんだよこのての人は。」
「子供が望むなら何でもさせるのか?親として失格だ」
「「チンピラ」と心ない言葉をかけられる可能性を、痛みよりも先に説明すべきだったのでは?」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
「5歳の子供にピアスをさせた親」ということで少なからず批判は覚悟していたティーガンさんだったが、200件以上集まったコメントは意外にもそのほとんどがポジティブなものだったそうだ。しかし批判の中には「性差別的な発言もあった」と言う。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/13172445/
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