監獄レストランなどを運営するパートナーズダイニングが元従業員に、濡れ衣や脅しをし有給分を支払わなかったことがTwitterに投稿され、炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
きっかけは2017年2月初旬に労働組合・首都圏青年ユニオンがTwitterに投稿した画像。ザ・ロックアップ渋谷店で働いていた大学生が退職を前に有給消化を申し出たところ、店長から「●●の勤務中の不正行為等の件で証拠が上がったから、今回は自主退社では無くなりますよ?」という濡れ衣を着せられるような連絡を受け、有休分の給与が支払われていないとしていました。
これを受けて首都圏青年ユニオンがパートナーズダイニング側に団体交渉を申し出たところ、パートナーズダイニング側は「交渉を30分で打ち切る」旨のFAXを送付したといいます。
さらに「この会社では着替え時間の未払いもあり、支払いを求めたところ『団体交渉で着替えの実演を求める』『着替えをするときは恥部を隠せば良い。実演しないなら請求を放棄したものとみなす』と文書回答してきました」と明かし、ネットで批判が相次いで炎上騒ぎとなっている。
情報拡散の経緯
首都圏青年ユニオンがTwitterに投稿。
投稿内容が、元従業員への濡れ衣&有給未払い問題。
お店とのやり取りも随時Twitterで報告。
お店への批判コメントが殺到し、炎上。
この騒動後、ホームページに円満に解決したと報告した。
加害者側(炎上させた側)の情報
2017年3月19日に首都圏青年ユニオンは「本件について、パートナーズダイニング社のHPに解決報告が載りました。ご支援頂きました皆様、ありがとうございました」とTwitterで報告。
被害者側(炎上させられた側)の情報
パートナーズダイニングの公式サイトには2017年3月17日付で
「今回、元従業員から労働組合・首都圏青年ユニオンを通じて申し入れられた交渉事項について、平成29年3月6日をもって円満に解決したことをご報告致します」とお知らせが掲示されました。
ネット上の反応
「監獄レストラン、バイトの実態も監獄だったとはな」
「これじゃ、一生懸命、まじめに働く若者がいなくなるのも当然だな」
「ある程度の会社なので弁護士が対応してると思いますが、素人から見ても無能すぎると思います…」
「することが異常な会社」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
パートナーズダイニングは「元従業員に対して、不正の疑いをかけたこと、団体交渉開催時に制服の着脱実演を求めたことにより、元従業員に不快な思いをさせたことについて、当社は元従業員に対して謝罪の意を表します」と謝罪している。
参考URL
- http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/20/news023.html
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170320-00000022-it_nlab-life
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