クジラ死骸の上でガッツポーズの優秀作品にSNS上で批判殺到

北海道立オホーツク流氷科学センター主催の写真コンテストで、クジラの死骸の上に立って、ガッツポーズをしている写真の作品が最優秀賞に選ばれ批判が殺到し、ネット上で炎上している事例である。

問題発生の経緯

問題となっているのは、第25回『オホーツクの四季』写真コンテストで最優秀賞を受賞した『征服』。北海道北見市の男性が撮影したもので、応募作品118点の中から選ばれた。
審査結果は2016年3月9日に公式サイト上で発表されたほか、北海道新聞紙面にも掲載された。

作品は、1人の男性が海辺に横たわるクジラの死骸の上に立ち、ガッツポーズを決めている姿を写したもの。9日の発表後、批判的な声が相次いでいた。
これを受け、同センターは2016年3月15日付のお知らせ文を公式サイト上に掲載し、最優秀賞『該当作品なし』と発表した。

情報拡散の経緯

問題となる写真が最優秀賞に選ばれる。
その写真が拡散。
批判の声が相次ぐ。
それを受けて最優秀賞該当作品なしと発表。
騒動について謝罪をする。

被害者側（炎上させられた側）の情報

今回の騒動については、
「当施設における審査の判断基準が明確ではなく、自然や環境を研究する機関でありながら、それらへの配慮や認識が欠如していた点を原因と考え、多くの方に不快な思いをさせてしまい、猛省しております」
「今後におきましては、生命の尊厳および人道の尊重について適切な配慮を欠くことのないよう、対処して参りたいと考えております」
とした。

ネット上の反応

「愕然としました」
「なにを何思って乗っかったのか理解に苦しみます」
「どうしてお調子者がツイッターにアップする様な低レベルの写真が最優秀賞なのでしょうか？」
「作品タイトルは「征服」。コメントも呆れる」
「この写真のどこに感動があるねん」
といった声が相次ぐ。

結果（その後もしくは現状）

「征服」を選評したのは、北海道写真協会の女性会員。選評では「海岸に流れてきた？クジラに乗ってヤッタゼ！と言った得意のポーズの青年！滅多に見られない作品作りに成功されたと言ってよいでしょう」と、評価していた。

参考URL

http://news.livedoor.com/article/detail/10256500/

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netrisk