インターネットの歴史をうまくまとめてあるサイトがありましたので、下記に記載します。
http://www.daj.jp/20th/history/
私は、インターネットは回線(通信)環境・ハード・コンテンツの3つが密接に関係していると考えています。
もともと(今で言うインターネットに最も近い)は、パソコン通信から始まりました。
パソコン通信とは、私も馴染みはありません。
世代で言うと、今日現在で60~70代の年代の方で、当時誰でも気軽に持てるようなものではなかったパソコンを使用できる職業・職種の方に限られているかもしれません。
更には、その馴染みのないハードを使いこなせるスキルを持っていなければなりませんでした。
その頃のパソコン通信は今で言う掲示板やチャットが中心とした文字情報のコミュニケーションでした。
今となってはメールやLineなどを普通に利用していますが、その当時では遠く離れた人たちと文字情報のやり取りをリアルタイムに出来るだけでも十分にすごいことだったのです。
回線環境の変化は下記の通りです。
1992年 日本初のプロバイダ登場
1993年 ダイヤルアップ普及
1995年 NTTテレホーダイ開始
1996年 ISDN登場
1999年 ADSLのJANISネットサービス開始
2001年 フレッツADSL、Yahoo!BBサービス開始
2003年 光ファイバーが一般家庭に
今となってはスマートフォンでインターネットに手軽にアクセスできるようになっていますが、今のインターネット環境になるまでには長い歴史と変遷があります。
95年のNTTテレホーダイ開始と同じ年にwindows95が発売されました。
世代によっては記憶にあると思いますが、世間を大きくにぎわせたニュースでした。
今までは高額で手に届かなかったパソコンが、一般家庭でも手に入れられるようになりました。
インターネット環境が整い始め、ハードの利用環境も整いました。
そして、翌年96年には満を持してYahoo!Japanが日本に現れたのです。
96年には、ISDNが登場しました。
96年以前は「ピッポッパッ・・・・ピー、ジー」と言う音と共に電話回線によりインターネットに接続していました。
ISDNの登場により、インターネット使用中は電話回線をふさがれてしまっていたものが、インターネットと電話を同時に使用できるようになりました。
1つの電話番号で2回線の使用が出来るようになったのです。
ただ、今と比較すると通信速度は決して速くはないので、画像や動画などの閲覧環境は良いとは言えず、インターネットの世界は文字情報が中心でした。
そして、99年にはADSLが始まりブロードバンド時代に変化していきます。
01年には一般家庭にブロードバンド化の波が押し寄せてきます。
同じ年にGoogleが日本に入ってきました。
回線環境が整い、ハードも普及し、コンテンツが増え始めた。
そんな時代が2000年初頭の出来事です。
03年には、ADSLから光ファイバーへの移行が始まり、同じ年にはamebaブログなど多くのブログサービスがスタートしました。
04年には、mixi・Gree。翌年05年にはYoutube・食べログ。
2003年以降には回線環境が今と変わらない環境となり、続々と新たなウェブサービスが登場しました。
アナログ回線の接続からデジタル回線へ移行しスピードアップ。並行してハード環境も整う。
その回線環境とハードが整った結果、コンテンツが充実していく。
そんな時代の変遷でした。
そして、大きな時代の幕開けは2007年のiphone登場です。
ここから、パソコン中心のインターネットからモバイルインターネットの時代が加速していきます。
以上、インターネットの歴史を簡単にまとめてみました。
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