オンライン賽銭に批判殺到


神社を掲載するサイト「カミムスビ」がオンラインで賽銭できる機能を神社側に無断で設けたことで批判が相次ぎ、炎上状態となっている事例である。


オンライン賽銭に批判殺到

問題発生の経緯

カミムスビは一般社団法人神社を守る会が2021年5月にオープンしたWebサイト。団体の資料では、全国にある10万社を超える神社のうち、約7割が運営難となっており、10年以内に数千の神社がなくなる状況にあると説明。こうした現状をサポートするのが「カミムスビプロジェクト」。

今回批判を浴びたお賽銭機能が実装されたのは6月下旬。購入した賽銭をオンライン奉納することで、サイト運営から各神社へ奉納されるという流れで、「¥50より行うことができます」「購入は各種クレジットカードにより決済することができます」とサイト上で説明している。

掲載された相当数の神社が、SNSアカウントで「掲載許可もonlineのお賽銭などの契約も交わしておりません」「一切の連絡がなく、困惑している」などと注意を呼び掛ける投稿がされると、カミムスビに対して批判が相次ぎ、炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

問題となるサービスが開始される。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメント殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、謝罪するも批判が相次ぐ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

騒動を受けて、運営者が一連の経緯を説明。
「(各神社などの)関係各所に対し、ご連絡を怠ったことを深くお詫び致します」として、オンライン賽銭機能についても「多々不備がある」と認めました。

ネット上の反応

「契約もしてないのになんでそんな事をやり始めたのか正直変だと思います」
「この言い訳が通ると思っているのが驚愕」
「神社側に何の相談もなくオンラインお賽銭とか、詐欺以外の何物でもない」
「これ金銭詐取というよりもクレジットカード情報抜き取るのが主目的なんじゃないの?」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

当初、オンラインで奉納されたさい銭は、カード決済手数料、振込手数料を差し引き合計で1万円を超えた段階で振込作業をするとしていたことで、ネット上では、詐欺だといった批判が相次いで投稿されている。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/3e59293f8518394d59833c1112b86b73ba2665ed