フェイク拡散で大炎上


情報番組に出演した解説委員が、番組内で学術会議について間違った発言をし、その情報が拡散されてしまい、解説委員のSNSが炎上状態となってしまった事例である。


フェイク拡散で大炎上

問題発生の経緯

問題となったのは、2020年10月5日に放送の情報番組。上席解説委員の平井文夫氏が番組内で学術会議についてこう解説した。
「(会員は)6年ここで働いたら、日本学士院というところに行って年間250万円の年金がもらえるんですよ。死ぬまで。皆さんの税金から。そういうルールになってる」一時、この発言があたかも真実かのように流布されたが、これが明白な「フェイク」だと分かった。

10月6日の野党合同ヒアリングで「学術会議会員になると年金が増えるのか」と問われ、内閣府の学術会議担当者は「そのようなことはない」と否定。
「学術会議で働くと学士院の会員になれるのか」との質問にも、所管の文科省担当者は「学術会議とは選定プロセスが別。学術会議の会員になれば学士院の会員になれることはない」と説明した。

平井氏の発言が事実でないと判明するや、SNSでは批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

番組内で間違った情報を発言。
その内容が、SNS等で拡散。
学術会議に対して批判が殺到。
その後、フェイクだったことが発覚。
解説委員に対して批判が相次いでいる。

ネット上の反応

「悪質なデマ」
「日本学術会議に憎悪を向けさせる悪質な虚偽発言」
「政権を擁護したいからと、公共の電波を利用した印象操作」
「間違ってたんやからきちんと謝りましょうね」
「一日も早く間違いを訂正し謝罪すべきではないですか」
などと言ったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

自民党の長島昭久衆院議員と、無所属で自民党・二階派特別会員の細野豪志衆院議員も、このフェイクに乗っかったのか、フェイクを拡散してしまい、批判が殺到。こちらも炎上騒ぎへと発展してしまった。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/19017414/