誤情報拡散で批判殺到


マドンナが、コロナの治療薬に関する情報をInstagramでシェアした所、ネット上で批判が殺到。さらに、その内容に誤りがあると判断され、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


誤情報拡散で批判殺到

問題発生の経緯

問題となったその投稿には、ヒドロキシクロロキン(抗マラリア剤)がコロナの治療薬になると主張している米国人医師ステラ・イマニュエル氏の動画が含まれていた。動画の中でイマニュエル氏は、「コロナの治療薬は発見・立証されています。それは、抗マラリア薬であるヒドロキシクロロキンであり、すでに入手可能となっています」と持論を展開しているという。

マドンナはその動画をシェアしつつ、「権力を持つ人が治療薬の存在を隠し、コロナを利用して金儲けをしている」といったコメントを投稿したが、「ヒドロキシクロロキン」をめぐっては、「コロナの治療に用いるべきではない」との見解を示していたことから、この投稿に批判が殺到し、炎上状態となってしまった。

情報拡散の経緯

問題となる発言をInstagramに投稿。
この投稿がSNS等で拡散。
投稿内容が、誤認情報だと判断される。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「知名度のあるアーティストが軽々しく持論を投稿すると危険」
「一般人と著名人では影響力が違う」
「明確じゃない事をメディアで発信する事は本当に怖い」
「マドンナさんは歌手であって、医療の専門家ではない」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この投稿を問題視したInstagramは当初、動画にボカシを入れ、「誤情報」の文字をつけるなどして対応したが、その後投稿を削除した。
トランプ米大統領とその息子も、イマニュエル氏の動画をSNSでシェアして、投稿を削除された。

参考URL

  • https://www.excite.co.jp/news/article/Joshispa_20200803_01022436/