『香川県ネット・ゲーム依存症対策条例』のパブリック・コメントの賛成意見に工作疑惑を疑う声が多数投稿され、ネット上で炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
香川県で2020年3月18日に可決され、4月1日から施行されている『ネット・ゲーム依存症対策条例』が、再び物議を醸している。
この条例は、18歳未満の子どものネット・ゲーム依存症を防ぐため、県や保護者、通信事業者、ゲーム制作会社などの責務を明記したもので、「子どものゲームのプレイ時間を平日は60分、休日は90分までに制限する」「スマートフォンの使用時間を中学生以下は午後9時、それ以外(主に高校生)は午後10時までに制限する」などといった内容。
そんな中、KSB瀬戸内海放送は、2020年4月13日に公式YouTube上に動画をアップ。その内容は、県が1月23日から2月6日の間、香川県民やゲームなどの事業者に対しパブリックコメントの募集を行い、計2686件の意見が寄せられたが、内2269件が賛成意見だといい、KSBが原本の公開を求めたところ、全く同じ文面が同じ時間帯にそれぞれ150通ほど送られているというパターンが見られたと紹介した。
この動画が投稿されると、瞬く間に拡散され、県に対して批判が殺到。ネット上で炎上状態となっている。
情報拡散の経緯
パブリックコメントの原本が公開される。
その内容が、SNSや掲示板等で拡散。
県に対して批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。
被害者側(炎上させられた側)の情報
事務局によると、賛成・反対を問わず、県議会ホームページの「ご意見・お問い合わせ」フォームから送信した場合は一律でこの表示になるとコメントしている。
ネット上の反応
「まぁそんな事だろうとは思っていたけど」
「わかりやすい自作自演」
「この自作自演が罷り通れば民主主義の根源を破壊したとんでもない行為」
「これは絶対隠し通さんとあかんやつやろ」
「絶対やってるだろとは思ったけど証拠残してんのかい」
などといったコメントが多数投稿さている。
結果(その後もしくは現状)
この疑惑は大きな話題になり、2020年4月14日朝、このIPアドレスが一時Twitter上でトレンド入りする事態にまで発展していた。
参考URL
- https://news.nicovideo.jp/watch/nw7027261
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