障がい者のユーチューバー 演技発覚で大炎上


韓国のトゥレット障がい者のYouTuberが、動画制作にあたって、症状を大げさに演技していた事が発覚し、炎上騒ぎとなっている事例である。


障がい者のユーチューバー 演技発覚で大炎上

問題発生の経緯

波紋を呼ぶきっかけとなったのは、YouTuber『アイムトゥレット(I’m Tourette)』氏のYouTubeチャンネルだった。Touretteとは、トゥレット症候群のことを指し、チックと呼ばれる精神疾患のうち声と動きの症状が出ることだ。

このYouTuberはその名の通り、トゥレット症候群を患っており、動画の中では、そんな彼が症状で動きが不自由ながら絵を描いたり、ラーメンを作って食べるなどさまざまなことに挑戦したり、自分の夢や目標を語ったりしている。チャンネル視聴者数は、1カ月のうちに40万人に達し、一気に人気YouTuberの仲間入りを果たすほどだった。

しかし、彼が動画の中で見せる症候は演技ではないか?という疑惑の書き込みがきっかけで、ネット上では過去の投稿動画などから、本当にトゥレット症候群なのか検証まで繰り広げられるようになり、炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

障がい者のYouTuberが動画を投稿。
症候は演技ではないか?という書き込みがされる。
この書き込みがきっかけで、検証サイトが投稿される。
批判コメントが殺到し、炎上状態に。
騒動を受けて、謝罪する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

アイムトゥレット氏は2020年1月6日に謝罪動画をアップし、トゥレット症候群は患っているものの、動画制作にあたって、症状を大げさに演技していたことを認め、過去動画をすべて削除した。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「障害を持っていたとしてもウソをつけば非難される」
「今までバレなかったのが不思議」
「視聴者に誤解を与えるような動画などは控えていただきたいものです」
「韓国において、障がい者が見世物然としている社会構図だからこそ成り立つ出来事だ。」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

自身のチャンネルから過去の動画を削除しても、他のユーザーが過去の動画を再アップロードするなどして炎上は収まらない。
なかには、アイムトゥレット氏に対して「2019年YouTube 新人演技賞」を贈るという動画をアップして批判する者までいる。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200115-00010008-newsweek-int