米軍普天間飛行場近くにある保育園の父母会が、園上空を米軍機が飛び交う危険な現状をSNSに投稿したところ、誹謗中傷のコメントが相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)近くにある私立緑ヶ丘保育園の父母会に、誹謗中傷のコメントが相次ぎ炎上している。
緑ヶ丘保育園では2017年12月7日、円筒形のヘリ部品が屋根に落下。13日には、普天間第二小学校校庭にヘリの窓が落ちた。子どもたちに不安と恐怖が広がり、保育園では、卒園者も含めた「チーム緑ヶ丘1207」を結成。原因究明や米軍ヘリの園上空飛行禁止を国に再三再四要望してきたが、飛行は逆にひどくなっている。
たまらず「チーム緑ヶ丘」の与那城千恵美さんが憲法記念日の2019年5月3日、轟音をあげて園上空を飛ぶ米軍機の動画付きFacebookで呼びかけた。「平成は戦争のない平和な時代だったとよく聞く。これが平和?!(中略)あなたのお子さんやお孫さんの空がこの状況だったらどう思いますか?」。
この投稿に対し事実とは異なる中傷が相次ぎ、保育園を支援する対抗コメントも発信されて炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
米軍機の危険性をネット投稿。
この投稿は、SNS等で拡散。
事実とは異なる中傷が相次ぐ。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、問題の投稿を削除した。
ネット上の反応
「こどもをダシに基地反対するな」
「後から建てて保育園の空を守れっておかしい」
「基地で潤ってる街もあんだろう」
「これは現在保育園に通っている児童の親の総意なのだろうか?」
「まず、危険な場所から保育園の移転を考えるべき」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
誹謗中傷のコメントには、保育園の父母から「怖い」との声が上がり、投稿は、わずか1日余りで削除を迫られた。
参考URL
- https://blogos.com/article/382841/
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